産業・経済
2017年6月10日(土)9:06
マンゴー生産量 今期は700㌧と予測/地区園芸技術委調べ
ピークは7月20日前後
宮古地区園芸技術委員会の調べによると、2017年産マンゴーの生産量は約700㌧、出荷のピークは7月20日前後と予測されていることが分かった。9日に行われた宮古島マンゴー栽培研究クラブによる下地敏彦市長への要請の中で宮古農業改良普及課の職員が説明した。
気象条件に恵まれなかった16年は生産量が約410㌧にとどまったことから、17年生産量予測は前年比290㌧の大幅増となる見通しとなったが、過去最高を記録した15年度の765㌧には届かない見込み。同委員会調査によると、今期のマンゴーの開花期間は例年より1、2カ月ほど遅れ、2月から4月いっぱいまで開花期間があった。現在は、多くの農家で袋掛け作業を行っているという。
出荷のピークは、開花が遅れた影響などにより、平年より2週間程度遅れの7月20日前後になると予測している。