教育・文化
2017年6月13日(火)9:02
「上達したかな」/書心会が1日教室
書道の楽しさ再認識
書心会(古堅宗和会長)は11日、平良港ターミナルビル研修室で1日書道教室を開いた。児童生徒約40人が参加し、筆の持ち方や基本点画の書き方などを、同会の会員から指導を受けた。
書道に親しむ機会をつくって、多くの子どもたちに書の楽しみを味わってもらおうと開いた。
全宮古書道展(8月19日~20日)に向けた課題にも取り組み、レベルアップを図ることにもつなげた。
書いた作品は、同会会員で書道教室を開いている先生たちが、朱墨による書き入れで添削。「上手になった」「この文字を元気にしよう」などと声を掛けて指導した。
佐久本尚君(平良第一小6年)は課題である「自然の美」を練習した。「点を打つのを忘れてしまった。画数が多い美の文字も難しかった。文字が同じ大きさになるように注意して書いた」と話した。
古堅会長は「書道教室に通っていない子どもたちが指導を得る機会をつくりたかった。また、別の教室の先生から違った視点で指導を受けることも刺激になる」と開催の目的を強調した。