宮古島の紹介
宮古島の構成・気候
宮古群島は大小8つの島(宮古島・伊良部島・下地島・池間島・来間島・大神島・多良間島・水納島)からなります。宮古島地方は、高温多湿な亜熱帯海洋性気候に属し、四方を海に囲まれているため冬も比較的暖かく、夏は海から吹く風が炎暑を和らげてくれます。
このため式を通して暖かい気候で年間気温の平均値は接し23.3℃、年平均湿度79%となっております。
宮古島の特徴
琉球列島の面積の大きい島の中では、唯一のハブが生息しない島です。
これは標高が低いため、過去の海進の時に水没し、それ以来は他の島と陸続きになる機会がなかったためとされております。
過去の海進の時に珊瑚礁が発達し、後の海退の時に珊瑚礁が隆起してできた島で、地下水が豊富。宮古島は上から順に赤土の層、石灰岩の層(かつて珊瑚礁だった)、粘土の層に分かれています。
赤土の層と石灰岩の層は、水を通しにくいため石灰岩層と粘土層の間に地下水が川のように流れています。
この地下水流をせき止めた福里ダムや砂川ダムなどの地下ダムがあります。
宮古島の地形
宮古島は直角三角形のような形をした島で、南東端に東平安名岬が、北西側に西平安名岬があります。
島の北西には池間島があり、北には大神島、また、島野西には伊良部島、下地島が、南西には来間島が浮かんでいます。伊良部島・下地島、池間島及び来間島は橋で結ばれています。
圏域の総面積は約225.86kmで、県土総面積の約10分の1を占めており、宮古島の周囲は約102.9kmです。
宮古島の動植物
市花:ブーゲンビレア
常緑のつる性植物。
赤、青、黄白と色彩豊か。
色のついた部分は花弁ではなく、葉の変形した苞(ほう)で、本来の花は茎の中にある筒状の部分。
市木:ガジュマル
常緑高木で熱帯雨林では20mもの大木になる。
クワ科イチジク属。
沖縄では、各地の低地、岸壁面樹上などのさまざまな形生育する。
市花木:デイゴ
春から初夏にかけて樹冠全体に咲く虹色の花。沖縄三代名花とされ県かにも指定されている。
後援や街路樹としてよく栽培されている。
市鳥:サシバ
秋に越冬のためにフィリピン方面にわたるが、宮古群島は昔からサシバの中継地として知られている。
現在は数が減り、国際保護鳥にしていされている。
市魚:タカサゴ / 方言名 グルクン
色彩豊かな25㎝前後の美しい魚。熱帯性で沖縄からインド洋にかけて分布。
一年を通して漁獲され、本件の主要魚種である。
市蝶:オオゴマダラ
日本最大のチョウのひとつ。羽を広げた時の大きさが6cm~8cmある。
さなぎは「金のサナギ」としてよく知られている。