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【特集】2022年新年号【特集】新年号
2022年1月1日(土)8:59

半世紀前の島風景/復帰50年

2020年末に市総合博物館の資料整理の際に見つかって展示されている復帰の2カ月前に撮影された宮古島の航空写真

2020年末に市総合博物館の資料整理の際に見つかって展示されている復帰の2カ月前に撮影された宮古島の航空写真

今年は、1972年5月15日に沖縄が本土へ復帰して50年目の節目を迎えた。本紙が一昨年末に市総合博物館で復帰した年の航空写真が見つかったとする記事を掲載すると、その反響は大きく多くの市民らが詰め掛けているようだ。館内にその航空写真を展示している同館によると、報道後には多くの人が訪れて写真を見ながら当時を思い出しているという。

半世紀前の上空から見た宮古の風景から感じられるのは、現在と比べてインフラ整備もまだまだ整っておらず、復帰を機に島が発展してきたことが良く分かる。

航空写真に映っている宮古空港や平良港など、島の発展に重要な役割を担っていた施設などは現在と比べると、かなり規模が小さく、宮古空港は花笠空港になる前の状況で、平良港の桟橋の数も一つだけとなっている。

見つかった50年前の航空写真の大きさは、縦が2㍍47・5㌢、横が2㍍43・5㌢。写真の下の部分には読み取りづらいが「計画機関 平良市役所」「作業期間 トーケン開発航業株式会社」とあるほか、「昭和47年3月17日撮影で縮尺約1万分の1となっている。

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