大会で勝利を挙げたガールズ宮古ナイン

監督を務める野球好きの池間舞理菜さんが知人友人に声掛け。野球は未経験者の20〜30代の女性が中心となってチームを結成した。池間さんは女子児童だけの学童野球チーム「美（か）ぎ島ガールズ」の監督もしており、合同で練習をしているという。

初めての大会では0−10の三回コールドで敗れ苦い初陣となった。次の大会は延長8回タイブレーク末に6−7のサヨナラで惜しくも敗れた。その次も8−11で惜敗した。

そして4度目の挑戦となった宮古毎日新聞杯軟式野球大会で、ガールズ宮古は初回に2点を先制し二回には大量5点を奪い試合を優位に展開。終盤に相手の反撃にあったが8−5で念願の初勝利をつかんだ。捕手の高野みゆさんは三塁打と二塁打を放つ活躍を見せた。

池間さんは「最初のころに比べてだいぶレベルアップした。もっと実力をつけて還暦級で優勝できるチームになりたい。野球に興味がある女性は一緒に楽しくプレーしよう」と呼び掛けた。

キャプテンの根間陽佳さん現ミス宮古は「ガールズは昨年初めて大会に出て、メンバーを集めている状態だが、日々の練習で確実に強くなっている。明るい試合で宮古を盛り上げていきたい」と話した。

その他のメンバーは次の通り。（敬称略）

城間星奈▽高江洲礼芽▽嘉数小侑▽島川花咲▽池原優絵▽仲里瑠渚▽灰西ほのか▽友利伶奈▽富田亜実−。