半年間かけて集めた牛乳パックを市環境保全課に手渡した児童たち

上野小学校の５年生は、「市ゴミ減量化啓発事業」に活用するため、牛乳パックを集める取り組みを行っている。４月から半年かけて収集した牛乳パック９７㌔は１０月にいったん、市環境保全課へ手渡されトイレットペーパーとしてリサイクルされる。５年生は朝会で、この取り組みを発表。同校では全生徒に広がりをみせている。

児童たちは４年生の時、校外授業で市クリーンセンターを見学。最終処分場のごみがいっぱいになっていることを学んだ。市の事業を知り、「自分たちも何か行動しよう」という思いから、給食の牛乳パックをリサイクルに回す取り組みを開始した。

宮國剛丞さん（５年）は「自分たちでできることをしようと始めた取り組みが学校全体に広がって良かった」と話した。
また、宿泊学習でのカレー作りを振り返り「カレーの容器箱や飲み物の紙パックなどを、常にリサイクルすることを考えられるクラスになってきた。これからも続けていきたい」と語った。