【ニュースウィークリー】9月18日~9月23日
各自治会で盛大に敬老会/「いつまでも元気で」
お年寄りたちの健康と長寿を祈念して舞台余興やごちそうなどでもてなす「敬老会」が日、各地の自治会で行われた。会場の公民館には、地域の人たちやお年寄りの子や孫、ひ孫らが駆け付けて「いつまでも元気で長生きを」と祝福した。(9月18日掲載)
台風18号による被害状況を視察/西銘経済産業副大臣
衆院議員で経済産業副大臣の西銘恒三郎氏が17日来島し、台風18号の被害状況を視察した。サトウキビの葉が裂け、梢頭部が吹き飛ばされて、根元や中間から折れたりしている状態を確認した西銘氏は「副大臣会議で、現場を見た者として被害の状況を報告したい」と述べ、市や県と連携して農家支援に取り組む考えを示した。(9月18日掲載)
学びの森立入禁止/倒木でウオーキングできず
ウオーキングやジョギングで市民に親しまれている「学びの森」が、台風18号の強風で木が倒れ危険な状況になっている。管理する市みどり推進課は、14日から立ち入りを禁止した。現在、倒木の撤去作業などを進めているが、元通りになるには今月いっぱいかかると見ている。(9月20日掲載)
交通事故防止決意を新たに/宮古島地区出発式
2017年度秋の全国交通安全運動(21~30日)の宮古地区出発式が19日、市中央公民館で行われた。推進機関や団体などから多くの市民が参加し、交通事故防止に決意を新たにした。(9月20日掲載)
台風時の停電解消/EVを移動式蓄電池に
宮古空港ターミナルは20日、台風で停電となった場合に電気自動車(EV)から電気を取り出して家庭で使用することが実証できたと発表した。同社は「二酸化炭素(CO2)排出削減や電気使用量の削減のほか、非常時の電源確保も証明できた」と強調。「EV車の普及とともに、災害に強い家庭や職場の構築につながれば」と話している。(9月21日掲載)
豚の血を販売・出荷/宮古食肉センター
市上野字野原にある宮古食肉センターでは12日から豚の血(宮古方言ワーヌツー)を初めて直売・出荷している。同センターで20日、岡村幸男社長、下地義次専務が明らかにし「法律で定められた食肉処理方法をクリアしたから、販売と出荷が可能になった」と語った。今後、豚の血を素材にした宮古の郷土食への活用などが広がりそうだ。(9月21日掲載)
小学算数A全国上回る/全国学力テスト結果
今年4月に実施された2017年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果、宮古島市の小学校算数Aの平均正答率は79%となり全国平均の78・6%を0・4ポイント上回った。無解答率では小学校の国語Bと算数A、中学校の数学Bが全国平均を下回った。(9月22日掲載)
141匹が終末処分/犬の収容、措置状況
動物愛護週間に寄せて、宮古保健所が21日発表したまとめによると、2016年の宮古保健所管内の犬の収容状況と措置状況は、収容数が305匹。内訳は捕獲、保護が280匹、引き取りが25匹だった。その中で飼い主に返還された犬は46匹、譲渡されたのは103匹で、141匹が終末処分された。(9月22日掲載)
当期純利益は5億円余計上/宮古製糖株主総会
宮古製糖の第58期(2016年7月1日~17年6月30日)定時株主総会が22日、JAおきなわ宮古地区本部大ホールで開かれた。決算書類(貸借対照表、損益決算書など)や任期満了に伴う取締役・監察役選任など5議案が審議され、全会一致で承認された。当期純利益は5億2548万円で2年ぶりに黒字を計上した。役員改選も有り、安村勇氏が社長に再任された。(9月23日掲載)
平良が団体制す/中体連陸上
陸上の第55回全宮古中学校体育大会は22日、市陸上競技場で行われ、学校対抗の団体戦は平良が3年ぶりに優勝し北の3連覇を阻んだ。個人種目では、大会新記録はなく、大会タイ記録1の結果となった。共通女子100㍍は、平良文果(北3年)が13秒6のタイムで優勝し、3連覇を成し遂げた。(9月23日掲載)