郷友会便り
2017年10月12日(木)9:01
歌や三線、踊りなど披露/悠遊会第11回発表会
会員70人が観客魅了
【那覇支社】沖縄宮古郷友芸能文化愛好会(悠遊会・稲福マツ子会長)の第11回発表会が9日、那覇市のパレット市民劇場で開かれた。同会会員約70人が、歌や三線、踊りなどの練習成果を披露して観客を魅了した。400席余りの会場は開演前から満杯となり、立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。
発表会は2部構成で行われ、第1部は「とうがにあやぐ」と「大世栄」で華やかに開幕した。宮古舞踊の「狩俣ぬいさみが」や、新日本舞踊の「空手一代」など15演目が披露された。第2部は「正月のあやぐ」で始まり、宮古舞踊の「我んたが島」など、同じく15演目が繰り広げられた。集まった観客は大きな拍手を送っていた。
同発表会は、稲福会長を中心に2007年に結成した「悠遊会」の会員らが、「心豊かに~楽しく踊り~出会いを大切に~」を合い言葉に毎年、開催している。共催は沖縄宮古郷友連合会、沖縄宮古民謡協会。
稲福会長は「わがふるさと宮古島には、先人から受け継いだ多くの歌や踊りが残されており、この歴史ある文化を、これからも広く普及・発展させていきたい」とあいさつした。