【ニュースウィークリー】2月11日~2月17日
1年の成果一堂に発表/ゆいみなぁフェスタ
市働く女性の家(ゆいみなぁ)で活動している団体が一堂に会し、1年間積み重ねてきた成果を発表する「ゆいみなぁフェスタ~出会い・ふれ合い・広がる笑顔~」が10日、ゆいみなぁで開かれた。舞台の部に16団体、展示の部に9団体が参加。舞台では楽器演奏や合唱、体操やフラダンスなど、展示では書道や俳句、ミニ盆栽などが披露された。(2月11日掲載)
宮古地区で賃貸型肉用牛畜舎建設へ/県が畜産活性化事業で
県農林水産部は2018年度予算案で、新たに離島地区で賃貸型の肉用牛集合畜舎を整備する「沖縄離島型畜産活性化事業」に1112万円を計上している。高齢化などにより飼養戸数が減少している宮古地区など離島の肉用牛生産を支援することが目的で、18年度は宮古島市に建設する畜舎の設計費と事務費を計上した。宮古での事業実施主体は宮古島市。(2月11日掲載)
池間住民大橋に感謝/ウオークで開通26周年祝う
いけま島おこしの会主催の池間大橋開通26周年記念池間大橋ウオーキング&グラウンドゴルフ大会が11日に開かれた。子供から大人まで多くの地域住民が参加。午前中は池間小中学校を出発して池間大橋の中間地点で折り返すウオーキングが行われ、参加者たちは思い思いのペースで完歩を目指した。(2月13日掲載)
総代選に103人届け出/土地改良区
宮古土地改良区総代選挙の立候補受け付けが11、12の両日、市役所平良庁舎で行われ、12選挙区の合計定数103に対して103人が立候補を済ませた。現職58人、新人は45人。選挙期日は18日、翌19日の市選挙管理委員会選挙会で無投票当選が正式決定する。(2月13日掲載)
18年度の市予算案371億円/前年度比11億円の減
宮古島市は13日、2018年度一般会計当初予算案を発表した。総額は371億400万円で、前年度当初に比べて11億6800万円(3・1%)減となった。農業基盤整備費や土木費で県からの補助金減少、一括交付金の減額などが要因。平良港総合物流センター整備事業やムイガー展望施設整備事業などを新規で盛り込んだ。(2月14日掲載)
宮島小学校、来月25日閉校式/1年間の休校経て廃校へ
昨年4月から休校となっている宮島小学校・幼稚園の閉校式が3月25日に関係者を招いて実施されることがこのほど決定した。同校は4月1日で廃校となる。閉校式は、市教育委員会の主催で行われ、式後の「お別れ会」を島尻自治会主催で実施する予定で進められている。(2月14日掲載)
教育分野は観光など/高等教育設置検討委
大学や専門学校など高等教育機関の設置実現に向けた検討委員会は14日、平良港ターミナルビルで委員会を開いた。設置実現を目指す高等教育機関の在り方として教育分野像では、看護やリハビリテーション、観光、語学の四つを候補に。ターゲットとする生徒像は、市内の高卒者及び社会人を中心とする一方で、島外や国外からの呼び込みにも期待する。(2月15日掲載)
ヤギ組合設立へ/生産振興向け3月始動
宮古島市でヤギの生産振興に向けての動きが本格化する。組合の設立に向けての説明会が14日、市役所上野庁舎であり、ヤギ生産に関心を持つ市民が組合規約等を確認した。3月にも設立し、宮古島産ヤギの生産流通体制の構築を図る。(2月15日掲載)
19、20日に臨時会開催/学校統廃合住民投票条例
市議会の議会運営委員会は15日の委員会で19、20日に臨時会を開催することを決定した。議案は「宮古島市幼稚園、小学校及び統合または廃止計画に関する住民投票条例の制定について」。本会議では下地敏彦市長の提案理由についての質疑は行われるが、条例制定を目指す請求者の意見陳述に対しての質疑は、他の議会の事例などを参考に行わないことを決めた。(2月16日掲載)
佐良浜アギヤー漁、約8カ月ぶり再開/グルクン水揚げ
佐良浜の国吉組が15日、旧正月用のグルクン(和名タカサゴ)確保のため、約8カ月ぶりに伝統のアギヤー(大型追い込み漁)を展開し、約500㌔を水揚げした。キロ当たりの価格は1000円。買い物客の中には5㌔以上買い上げ「グルクンは美味しいなので、アギヤーをずっと続けてほしい」と励ます人もいた。(2月16日掲載)
確定申告がスタート/イータックス利用PR
2017年分所得税などの確定申告受付が16日からスターした。宮古島税務署(松浦啓署長)には初日から個人事業主など手続きの必要な人が訪れ、申告に関する相談や申告書の提出などを行った。同日には宮古島まもる君とまる子ちゃんを国税電子申告・納税システム「e-Tax」(イータックス)をPRする特別推進官に命じる辞令交付が行われた。(2月17日掲載)
航海安全と大漁祈願/佐良浜などで旧正月祝う
旧暦1月1日に当たる「旧正月」の16日、旧暦を重んじる伊良部の佐良浜地区などでは漁船に鮮やかな大漁旗を掲げ、向こう1年間の航海安全と大漁を祈願した。住民らは、先祖にごちそうを供えて親族で旧正月を祝ったり、友人同士で盛大に祝杯を上げるなど、新年の喜びを分かち合った。(2月17日掲載)