最高賞に／下地政吉さん
みゃ～く方言大会

　宮古方言を語り継ぐ第２５回「鳴りとぅゆん（鳴り響く）みゃ～く（宮古）方言大会」が３０日、マティダ市民劇場で行われた。８人の弁士がユーモアたっぷりの話題を自慢の宮古フツで発表し、観客を大いに沸かせた。審査の結果、最高賞に当たる市長賞には下地政吉さん（５６）が輝いた。
（７月１日掲載）

本村氏叙勲／受章祝賀会
周囲の支援に感謝

　２０１８年度春の叙勲で瑞宝双光章（教育功労）を受章した本村幸雄氏をたたえる祝賀会が６月２９日、市内ホテルで開かれた。祝福に訪れた多くの関係者に対し本村氏は「私一人に対する受章ではなく、みんなに対する栄誉と受け止め受章した」とこれまでの周囲からの支援に感謝の思いを語った。
（７月１日掲載）

新組合長に／儀保正司氏
宮古島漁協

　６月２９日に開催された宮古島漁業協同組合第４８回通常総会で承認された新理事による理事会が同３０日に開かれ、代表理事（組合長）に儀保正司氏、筆頭理事に上松智行氏が選出された。
（７月３日掲載）

キャッシュレス／決済で実証
タクシーなどへ導入

　宮古島市、宮古島商工会議所、宮古タクシー事業協同組合、沖縄銀行、琉球銀行、銀聯国際、リンク・プロセシング、ＮＴＴドコモの８者は、宮古島への外国人観光客誘客を目的としてクレジットカードによるキャッシュレス決済の拡大に向けた実証実験に取り組む。（７月３日掲載）

来年３月の／公表目指す
エコアイランド計画

　エコアイランド宮古島推進計画検討委員会の２０１８年度第１回委員会が３日、市役所平良庁舎で開かれた。今年３月に新たに発表した「エコアイランド宮古島宣言２・０」に基づいて目標とすべき指標の素案や推進計画のたたき台について事務局から説明を聞いた。（７月４日掲載）

市職員の／有罪確定
不法投棄ごみ問題

　不法投棄ごみ残存問題の訴訟で、虚偽有印公文書作成と同行使で懲役１年６月、執行猶予３年の判決を受けていた市環境衛生課長補佐の上地広男被告（４５）に対する刑が２日までに確定した。
（７月４日掲載）

県出身初の／全国学士会長
真栄城徳佳さん

　平良西里出身で沖縄メディカルグループ会長の真栄城徳佳さん（８６）＝那覇市在住＝が、県内で初めて全国日本学士会（本部・京都府）の会長に就任した。６月２９日の総会で全会一致で選任された。第代会長となった真栄城さんは「学士会の、これまでの輝かしい伝統と実績の、さらなる継続・発展に尽くしたい」と意気込みを語った。
（７月５日掲載）

諮問４件中／２件を適合
市景観審議会

　宮古島市景観審議会の庄司優副会長は４日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、先月２９日付で下地市長から諮問を受けていた４議案について答申した。４件中２件を適合と判断し同意する一方で、残り２件は継続審議となった。
（７月５日掲載）

記録的な大雨で／避難情報発令
全世帯対象は初

　宮古島が半世紀に一度の記録的な大雨となった５日、市は午前１１時５分に市内全域の２万５０００世帯余に避難準備情報を出し、高齢者などに早めの避難を呼びかけた。市が開設した９カ所の避難所に避難した住民はおらず、午後３時以降は降水量が落ち着いたことから午後５時には平良と城辺庁舎、伊良部の前里添多目的施設以外の６カ所は閉鎖された。
（７月６日掲載）

城辺で１時間に／１１１㍉観測
５０年に一度の大雨

　沖縄地方は湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となった。さらに宮古島市は５日、太平洋高気圧からの南寄りの風と、台湾の北側から流れ込んだ風がぶつかり、次々と積乱雲が発生、発達したことで、雷を伴う猛烈な雨を降らせた。所によっては５０年に一度の大雨となった。
（７月６日掲載）

吉野海岸で／土砂崩れ
アクセス道通行止め

　５０年に１度の記録的な雨量となった５日の大雨の影響で、吉野海岸に向かう坂道の土砂が崩れて車両の通行ができない状況となっている。道路は６日から通行止めとなり、復旧のめどは立っていない。現場を確認した市総務部の宮国高宣部長は、幅員が狭く台風８号が接近している状況を指摘した上で「現状では土砂の撤去作業がいつできるか分からない」と述べた。
（７月７日掲載）

需要水量の／増加に対応
東添道水源開発

　市の上水道施設整備事業の東添道水源開発工事に伴う建屋建築の地鎮祭が６日、下地敏彦市長や建築を担当する垣花建設の職員らが参加し、平良字字西仲宗根の建設現場で行われた。工事は、大型リゾート施設開発が多数計画されていることや伊良部島への送水に伴い、需要水量の増加が予想されることから飲料水の安定確保が目的。
（７月７日掲載）