【ニュースウィークリー】7月15日~7月21日
宮古島市、23校132カ所で不適合/学校のブロック塀
宮古島市立幼稚園や小、中学校でブロック塀がある31校のうち、約74%に当たる23校の132カ所(延長6760㍍)で建築基準法に適合しないとみられる塀があったことが14日までに分かった。市町村別では那覇市の43校に次いで2番目に多い。劣化がみられる塀は26校で129カ所だった。(7月15日掲載)
14校で雨漏り大雨と台風で/小中校体育館
5日の大雨と10日の台風8号の影響で、市内の各小中学校の体育館は雨漏りの被害が相次いだ。市教育委員会には小学校8校、中学校6校の計14校から被害の報告があった。西城中ではバスケットボール部の3年男子が部活中、前日に雨漏りした体育館で足を滑らせて足首を骨折した。(7月15日掲載)
広大な干潟で綱を引き合う/サニツ浜カーニバル
干潟の祭典「第28回サニツ浜カーニバル」が15日、下地の与那覇湾(通称サニツ浜)で開かれた。約700㌶の広大な干潟を舞台に、恒例の綱引きや宮古角力、10人11脚などの競技が行われ、家族連れや観光客らが青空の下で楽しい夏の一日を過ごした。(7月17日掲載)
海の恵みに感謝、みなとフェスタ/大勢の家族連れ
「海の日」に合わせ、平良港で15日、「みなとフェスタ2018」が開催された。さわやかな潮風が吹く中、大勢の家族連れが参加し、大物ナマコに触れるなどして歓声を上げた。下地敏彦市長は「海の恵みに感謝し、趣向を凝らしたイベントを楽しんで」と呼び掛けた。(7月17日掲載)
飲酒運転の検挙数激減/18年上半期
宮古島署管内2018年上半期(1~6月)の飲酒運転検挙件数は27件となり、前年同期(78件)に比べ51件減少していることが同署のまとめで分かった。前年が急増したため取り締まりを強化したことや、交通ボランティアなどの地道な活動が主な要因としている。(7月18日掲載)
販売額22億円余上半期の牛競り/宮古、多良間18年
JAおきなわ宮古地区畜産振興センターは17日までに、宮古、多良間の両家畜市場の2018年上半期(1~6月)の肉用牛競り販売実績をまとめた。全体の販売額は22億9300万円で前年と比べて9500万円の減少だが、年間40億円の達成に向けては計画通りに推移している。(7月18日掲載)
春植え被害一部で深刻/台風直撃で折損多く
台風8号の直撃で、春植えのサトウキビ畑で被害が広がっている。比較的植え付けが遅くなった圃場を中心に折損が多く、ひどい圃場では被害率が70%にも及ぶ。今期は春植えの面積が拡大しているだけに収量や品質に与える影響が懸念される。(7月19日掲載)
島の固有種保全で連携/生息状況把握へ
宮古島の希少種保全、外来種問題(イタチ、クジャク)に係る複数の事業関係者による連絡会議が18日、市生活環境部環境衛生課(市クリーンセンター)で行われた。絶滅危惧種に指定されている「ミヤコカナヘビ」など島の固有種保全に向けた会合で、生息状況やその生態の特徴、イタチやクジャクなど外来種による捕食の実態なども把握する。(7月19日掲載)
18年産葉タバコ買い入れ始まる/キロ単価1981円
前日、機械トラブルのため行えなかった2018年産葉タバコの買い入れが19日、平良西里の日本たばこ産業(JT)宮古葉たばこ取扱所で始まった。初日は下地地区の4農家から45・13㌧、計9700万6223円を買い入れた。反収(10㌃当たりの収量)は平均256㌔、平均キロ単価は1981円だった。買い入れは9月5日までを予定している。(7月20日掲載)
島の繁栄を願いクイチャー奉納/夏まつり始まる
宮古島夏まつり2018が20日、3日間の日程で始まった。台風10号の影響も心配されたが初日は漲水御嶽と宮古神社で豊年祈願祭が行われ、女性たちがクイチャーを奉納し五穀豊穣と無病息災を祈願した。午後6時からは西里、市場、下里の3通り商店街で歩行者天国が実施された。(7月21日掲載)
ミス宮古島が観光PR決意/夏まつりでお披露目
宮古島夏まつり初日の20日、第45代ミス宮古島の発表会が下里公設市場前の特設ステージであり、ミスサンゴの友部湖衣子さん、ミスティダの武富澪さん、ミスブーゲンビレアの下地千都勢さんの3人が初めてお披露目された。3人は宮古島の海を象徴する「宮古ブルー」のPRに全力を尽くすと決意を話し、一層の観光振興を約束した。(7月21日掲載)