【ニュースウィークリー】9月30日~10月6日
台風24号が接近/最大7090戸
宮古島市の停電
宮古島市では台風24号接近の影響で28日から停電が発生した
(9月30日掲載)
県知事選投票率/宮古56・62%
前回を下回る
市選挙管理委員会は30日、同日行われた県知事選の投票率は56・62%だったと発表した。4年前の知事選の59・49%を2・87下回った。市の選挙当日の有権者数は4万3422人で、このうち1万2657人が選挙当日に投票した。
(10月1日掲載)
玉城氏が初当選/佐喜真氏に大差
県知事選挙
第13回県知事選挙は30日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で「オール沖縄」が推す前衆院議員の玉城デニー氏(58)が39万6632票を獲得し、無所属新人で保守系が推す前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=を8万174票差の大差で破り初当選を果たした。
(10月1日掲載)
「支援策届ける」/離島振興に意欲
新知事の玉城氏
第13回県知事選挙で初当選した玉城デニー氏(58)は1日、宮古毎日新聞社など宮古・八重山メディアの取材に応じた。過去最多となる39万6632票を獲得した玉城氏は「これまでにない多くの票をいただけて非常に光栄」と述べた上で「宮古・八重山に暮らしている方々の生活が安定できるように、さまざまな支援策を届けたい」と意欲を語った。
(10月2日掲載)
市総合庁舎の完成予想図公表
市長「島の中心拠点に」
宮古島市は1日、2021年度に開庁を目指す市総合庁舎の完成予想図を公表するとともに、今後のスケジュールについても発表した。公表された総合庁舎の予想図はシンプルなデザインで、下地市長は「建物のイメージもこうして公表できた。新しい宮古島市の街づくりの中心拠点になることを期待している」と述べた。
(10月2日掲載)
クルーズ船の大型化対応
平良港湾計画変更を答申
市地方港湾審議会は2日、下地敏彦市長から諮問されていた平良港湾計画の「一部変更」と「軽易な変更」について諮問内容通り答申した。市役所平良庁舎で行われた答申では、原久夫副会長から下地市長に答申書が手渡された。
(10月3日掲載)
圃場整備率6割達する
宮古農業基盤
県宮古農林水産振興センター農林水産整備課はこのほど、宮古地区の2017年度農業基盤整備状況(実績見込み)をまとめた。圃場整備率は前年度比1増の60・6%と要整備量の6割に達している。畑地かんがい整備率は63・6%。各地で作業効率を高める農地の集約化が進んでいる。
(10月3日掲載)
亀濱さんが全日本3冠
マスターズ陸上
全日本マスターズの陸上競技選手権がこのほど、鳥取県内であり、宮古島市の亀濱敏夫さん(92)がMクラス(90~94歳)の3種目で優勝した。8年連続で3冠の偉業達成だ。M90クラスの400㍍など3種目で世界記録を持つ亀濱さんの快進撃が止まらない。
(10月4日掲載)
創立90周年祝し合唱祭
宮古高校
宮古高校の創立90周年を記念する合唱祭が3日、マティダ市民劇場で開かれ、約810人の生徒が縦割り班や学級別の合唱で男女のハーモニーを響かせた。最高賞は2年7組が受賞した=写真。
(10月4日掲載)
レンタカー2300台
宮古地区16年度
宮古地区におけるレンタカー許可車両数は、2017年3月末時点で2305台となり、5年連続で増加し、10年間で約2・4倍になったことが沖縄総合事務局陸運事務所のまとめで分かった。事業者は66社で、10年前の36社に比べほぼ倍増している。
(10月5日掲載)
豊かな沖縄実現に全力
玉城知事就任会見
県庁に初登庁した玉城デニー新知事は4日午後、県庁で知事就任の記者会見を開いた。冒頭、玉城新知事は就任に当たり、「これから自立と共生の沖縄、誇りある豊かな沖縄の実現に向けて全力で取り組む」と強調した。
(10月5日掲載)
キビの被害は2100万円
台風25号
市農林水産部は5日、台風25号によるサトウキビの被害状況(速報)を発表した。それによると一部の圃場で葉の裂傷や潮害による被害が見られたが、被害額は2100万円に留まった。前週の台風号の被害額1億1000万円と合わせると1億3100万円となった。
(10月6日掲載)
直撃回避も生活に影響
台風25号
大型で強い台風25号は、宮古島に4日の午後6~同9時ごろに最接近し、その後次第に遠ざかって5日午前2時ごろには暴風域を抜け、「暴風警報」は午前2時52分に解除された。2週連続の週末台風は海上交通に影響を与え、食料品など生活物資の不足が現在も続いており、住民生活が日常に戻るにはまだしばらくかかりそうだ。
(10月6日掲載)