【ニュースウィークリー】10月14日~10月20日
サシバ保護の輪を世界へ/専門家5人が展望語る
日本自然保護協会主催の市民カレッジ「宮古から世界へ広がるサシバ保護」が13日、伊良部中学校で開かれた。専門家5氏が講師を務め、サシバ保護の必要性や各地で行われている取り組み、今後の展望などを語った。(10月14日掲載)
宮古島市は196万で33位/15年度県民所得
県企画部は10日、県内市町村の2015年度「市町村民所得」(県民所得)を発表した。一人当たり所得は、宮古島市が前年度比2・4%増の196万2000円で41市町村中33位、多良間村は同2・0%減の176万5000円で38位。(10月14日掲載)
西城が総合2連覇達成/宮古体育大会陸上競技
第45回宮古体育大会の陸上競技が13、14日、市陸上競技場で開かれた。18学区から一般男子の部に173人、一般女子の部に106人、壮年の部に243人の計522人が出場した。総合成績では西城学区が2連覇を達成。一般男子は西辺学区、一般女子の部は多良間学区がそれぞれ制した。壮年の部は西城が優勝した。(10月16日掲載)
北が総合4連覇達成/宮古体育大会全日程終了
7月29日に水泳競技で開幕した第45回宮古体育大会が13、14日の陸上競技で18競技(非採点の空手を含む)の全日程を終了した。男女総合の成績は北学区が4連覇を達成した。総合2位は上野学区、総合3位は平一学区だった。女子は平一学区が優勝した。(10月16日掲載)
ヘリから薬剤散布/野そ航空防除始まる
宮古島市の2018年度航空野そ(野ネズミ)防除が始まった。ヘリを使用して上空から野そ駆除用の薬剤を散布する。今月23日まで実施される。野そ防除は、野そ被害の軽減と大量発生を抑制することなどが狙い。市の一般財源3000万円を使って実施している。地区病害虫対策協議会を構成する団体の職員が作業に当たる。(10月17日掲載)
辺野古移設反対を明言/玉城新知事が所信表明
玉城デニー新県政が発足して初めての県議会となる10月定例会が16日、開会した。玉城知事は所信表明で「新時代沖縄の到来」「誇りある豊かさ」「沖縄らしい優しい社会の構築」を県政の柱とする方針を示したほか、政府が進める米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する意向を改めて表明した。(10月17日掲載)
宮古代表牛が決まる/団体優勝期待し褒賞金
和牛の改良技術を競う県の畜産共進会に出品される宮古代表牛がこのほど、正式に決まった。市と宮古地区農業振興会が17日、代表牛を所有する生産者に褒賞金を授与した。長濱政治副市長は「全頭上位入賞を果たし、念願の団体優勝を取ろう」と激励した。共進会は来月2日、糸満市の南部家畜市場で開催される。(10月18日掲載)
アーチ岩を立入禁止に/砂山ビーチ
宮古島を代表する観光スポットに一つである砂山ビーチのアーチ状の岩の下が、落石や崩落の危険があるとして立入禁止とされた。市では安全対策工事の実施を計画していたが、多額な費用が掛かることが分かり断念していて、手の施しようがない状態となってる。(10月18日掲載)
好調も人手不足深刻/宮古地区景況
海邦総研は18日までに、宮古地区の景況を「観光、建設関連を中心に好調が持続しているが、人手不足が一層深刻化している」と発表した。来年3月予定の下地島空港旅客ターミナル開港により、さらに観光客の増加へ期待が高まっているとする一方、今後の発展に向けて人手不足が深刻な課題になると分析し、事業者には生産性向上などの取り組みを呼び掛けた。(10月19日掲載)
砂川さんら大臣感謝状/農業経営調査永年協力で
農林水産省が実施する農業経営統計調査に5年以上、協力している農家への農林水産大臣感謝状の伝達式が、「統計の日」である18日に行われた。宮古島では今年、継続協力10年以上の砂川博克さん(68)=城辺長間=ら3人に宮古島農林水産センターの仲嶺朝源センター長から大臣感謝状が手渡された。(10月19日掲載)
合同総合市民文化祭が開幕/ドームで初開催
「創造する市民の文化」をテーマに、第13回宮古島市民総合文化祭が19日、JTAドーム宮古島で始まった。期間は21日までの3日間。これまで別日程だった一般の部と児童・生徒の部を統合。宮古地区中学校総合文化祭とも同時開催となり、会場には約6050作品が展示されている。(10月20日掲載)
全校にクーラー、来年度設置へ/市教委、1年前倒し
市内の小学校と中学校の普通教室に空調(冷房)設備を整備する計画で、市教育委員会は19日、当初2年かけて設置するとした計画を見直し、2019年度の1年で全校に取り付ける方向で本格検討に入った。熱中症対策を強化する政府の方針を受けての緊急措置。(10月20日掲載)