【ニュースウィークリー】10月21日~10月27日
集落の歴史など学ぶ/総合文化祭史跡巡り
第13回市民総合文化祭に伴う郷土史部会の「松原・久貝両集落と来間集落の史跡巡り」が20日、3集落で行われた。宮古郷土史研究会の久貝春陽さんがそれぞれの集落におけるその成り立ちや歴史、伝承などを分かりやすく紹介した。(10月21日掲載)
合唱や合奏音色で魅了/文化祭音楽祭高校・一般
第13回宮古島市民総合文化祭の音楽祭高校・一般の部が20日、マティダ市民劇場で開かれた。19の団体、個人が出演。合唱や楽器の合奏、独奏などさまざまなスタイルで日ごろから練習を重ねてきた音楽を奏で、その歌声や音色で観客を魅了した。(10月21日掲載)
宮平が高校男子制す/宮古毎日杯剣道大会
宮古毎日杯第35回全宮古青少年健全育成剣道大会が21日、小学生から高校生まで約40人が参加して、東小学校体育館で開催され日ごろの稽古の成果を競った。競技の結果、高校生男子は宮平朋弥(宮総実1年)が、中学生男子は森田匠人(久松2年)、同女子は古波蔵伶來(平良2年)がそれぞれ優勝した。(10月23日掲載)
迫力満点闘うヤギ/多良間島ピンダアース大会
第17回多良間島ピンダアース大会が21日、村多目的広場で行われた。3階級のトーナメント戦に20頭が出場。熱戦の結果、奥平貞夫さん所有のヤギが重量級、中量級、軽量級の3階級を制した。中量級優勝の「ミッジ号」は、相手ヤギを一回転させる大技で観客をどよめかせた。(10月23日掲載)
市体協が法人化/設立総会開く
宮古島市体育協会は23日午後、市内で一般社団法人設立社員総会を開き、市の体育5施設を指定管理する候補団体としての体制を整えた。代表社員は長濱会長ほか、砂川恵助副会長、宮國敏弘副会長の3人。理事には各競技団体の代表が就いた。来年4月には名称を市スポーツ協会に改めることも決めた。(10月24日掲載)
伝統の豊年祭ユークイ盛況/伊良部南区
伊良部南区の佐和田・長浜・国仲・仲地の四つの集落で23日、伝統の豊年祭「ユークイ(世乞う、富乞う)」がにぎやかに行われた。住民らはそれぞれ四つの御嶽で集い、旧年中の無病息災、実り多い五穀豊穣(ほうじょう)に感謝し、向こう1年間のさらなる豊作を願った。長浜御嶽では「歓喜の踊り」を奉納した。(10月24日掲載)
パーントゥ無形遺産に/ユネスコ評価機関が登録勧告
政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に提案していた宮古島のパーントゥ(保護団体・平良島尻自治会、上野野原部落会)など「来訪神 仮面・仮装の神々」について、事前審査を行うユネスコ評価機関は24日、登録するよう勧告した。(10月25日掲載)
市指定の文化財指定へ/アラフ遺跡
宮古島を代表する無土器期の遺跡「アラフ遺跡」(城辺字新城)の市指定文化財指定に向け、市教育委員会は25日、市文化財保護審議会に諮問することを決定した。年内にも市教委が同審議会に諮問し、城辺新城海岸砂丘地にある同遺跡の史跡指定に向けた協議がスタートする。(10月26日掲載)
78チームが熱戦展開へ/本社杯軟式野球抽選会
27日に開幕する宮古毎日新聞杯第27回全宮古軟式野球選手権大会、第4回還暦野球大会の組み合わせ抽選会が25日、市中央公民館で開かれた。チームの代表が参加し、くじを引いて初戦の対戦相手を決めた。今大会には一般級45、成年級23、還暦級10の計78チームが出場。1カ月以上にわたりトーナメントで熱戦を繰り広げる。(10月26日掲載)
宮古代表牛の生産者を激励/県畜産共進会
来月2日の県畜産共進会に挑む宮古代表牛の生産者を激励する会が26日、JAおきなわ宮古地区本部ホールで開かれた。畜産関係者が多数参加し、6個人1法人の生産者を激励。全頭上位入賞に伴う念願の団体賞に期待を寄せた。生産者の下地史彦さんは「万全の体制で臨み、皆さんの期待に応えたい」と決意を語った。(10月27日掲載)
5年ぶりに2万羽超える/サシバ飛来数調査
県環境部自然保護課と宮古野鳥の会は25日、2018年度サシバ飛来数調査の結果を発表した。同調査は、寒露の8日から21日(午前11時~午後6時)までの2週間、市役所伊良部庁舎屋上で実施した。発表された調査結果によると、今年、宮古島に飛来したサシバの個体数は2万244羽で、5年ぶりに2万羽を超えた。(10月27日掲載)