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ニュースウィークリー
2018年11月11日(日)8:54

【ニュースウィークリー】(11月4日~11月10日)

種苗センター宮古分室要望
市長ら、沖縄相に

 【那覇支社】宮腰光寛沖縄担当相は3日、那覇市内のホテルで宮古島市の下地敏彦市長を含む市町村・各圏域代表や経済団体代表と懇談したほか、沖縄科学技術大学院大学や恩納村内の農業用ハウスを視察した。下地市長は宮腰担当相に対し、独立行政法人種苗管理センター宮古分室の誘致を求めた。市町村・各圏域代表との懇談には、県内から12人が出席。下地市長は、宮古市町村会会長の立場で参加した(11月4日掲載)


平良、4年ぶり栄冠女子は北、V4達成
宮古中学駅伝

 男子第48回、女子第35回全宮古中学校駅伝競走大会(主催・宮古中学校体育連盟)が3日、市陸上競技場を発着点に男子6区間20㌔、女子5区間12㌔で争われ、男子は平良が1時間10分31秒で4年ぶり8度目の優勝を飾り、女子は北が48分48秒で4連覇を達成した。男子平良は、2区でトップに立つと、その後は安定した走りを見せ、追う北を24秒差で振り切った。女子北は、1区を2位でたすきをつなぐと、2区で逆転。そのままゴールまで独走した。(11月4日掲載)


2189人が宮古路駆ける
エコマラソン

 第9回エコアイランド宮古島マラソン(主催・宮古島市など)が4日、市陸上競技場をゴールとしたマラソンコースで行われ、フル、ハーフ、10㌔の3部門に計2189人が出場して秋の宮古路を駆け抜けた。フルの部は仲間孝大(30)=那覇市=が2時間52分54秒で総合2年連続4回目の優勝を果たした。女子は我那覇昭子(45)=那覇市=が3時間45分34秒で2年ぶり2度目の栄冠をつかんだ。3部門の完走者は計1975人、完走率は90・22%だった。(11月6日掲載)


最優秀に西川、荷川取さん童話・お話・意見発表大会
各校の代表45人が発表

 第52回宮古地区童話・お話・意見発表大会(主催・宮古地区PTA連合会)が4日、市内4小中学校で行われた。審査の結果、中学男子は砂川中3年の西川昌吾君、同女子は平良中1年の荷川取美佑さんが最優秀賞を受賞した。小学の部の最優秀賞は砂川小3年の平安山快人君、鏡原小3年の仲里梨花さん、伊良部小6年の國頭朗世君、東小4年の友利葵さんの4人。(11月6日掲載)

開業向け官民連携へ市と経済団体懇話会
下地島空港ターミナル

 市内の経済7団体と市がそれぞれに要望事項を出し合い意見を交わす懇話会が6日、市中央公民館大ホールで開かれた。経済団体は合計で項目、市は3項目を要望。下地島空港ターミナル開業に向けた安全対策や二次交通機能の強化などを求める経済団体に市は、関係機関や官民が連携して取り組む考えを説明した。
市への要望で観光協会は、現在でも多くのレンタカーや大型観光バスで混雑している下地島空港を1周する道路について、空港が開港すると飛行機の離発着を見物に訪れる観光客も増加して危険な状態になることが予想されるとして対応策を講じるよう求めた。(11月7日掲載)

方言継承の課題考察へ24日に宮古でサミット
文化庁など主催

 宮古語(方言)など消滅危機とされる8言語の地域の研究者が集う「言語・方言サミット宮古島大会」が24日、マティダ市民劇場で開かれる。基調講演や各地域の現状報告、方言の聞き比べを通して言語・方言の継承について語り合う。宮古島市や市教育委員会、市文化協会が6日の会見でサミットを告知。「言葉と文化は表裏一体にある。大切な言語、方言の継承のあり方を共に考えたい」と話して来場を呼び掛けた。(11月7日掲載)

設備融資が大幅減前年度の3分の1
公庫宮古支店上期実績

 沖縄振興開発金融公庫(川上好久理事長)がこのほどまとめた同公庫宮古支店における設備融資実績で、2018年度上半期は11億4400万円となった。これは、17年度の年間実績(34億7200万円)の約3分の1となっており、これについて同支店では「宮古の景気は好調だが、人手不足の影響もあって実績は伸びてない。今後、下半期を含めた18年度全体の実績が例年並みに伸びる可能性は厳しいと思う」と話した(11月8日掲載)

植樹升に除草剤広範囲に使用
空港駐車場

 宮古空港の駐車場の植樹升に伸びた雑草を除去するために広範囲にわたって除草剤が使用されていたことが7日までに分かった。本紙の取材に対して、市空港課の新里光聖課長は「広範囲にわたる除草剤の使用は問題があり、景観上も良くない。業者にもこのようなやり方はしないよう伝えた」と述べた。この問題は、今月2日にある市民から「観光客を出迎える場所なのに、除草剤をかけられた雑草が景観を損ねている」との声が本紙に寄せられた。(11月8日掲載)

求人倍率全国超え住居不足も深刻化
宮古、2カ月連続

 宮古の深刻な人手不足は、宮古公共職業安定所(ハローワーク宮古)が発表する管内の雇用状況にも現れている。2018年度は8月、9月の2カ月連続で有効求人倍率が全国平均を上回ったほか、9月は過去最高を更新。求人数は高い数値で推移している一方で、島内求職者は減少。県外から宮古で仕事が決まった就職者も島内の住宅不足に伴い、住居が確保できず就職をあきらめるケースもあるなど、管内の人手不足解消の道筋は見えていない。求職者1人当たり何件の求人があるかを示す有効求人倍率の宮古管内の状況は、2017年度の平均が1・40倍となり、全国平均の1・39倍、県平均の1・13倍を上回っている。(11月9日掲載)

ナスミバエが急増トウガラシなど被害
宮古地区

 宮古地区で、ナス科野菜の果実を食害するナスミバエが急増している。昨年度初めて確認されたが、今年度も多良間島を含む各地で寄生が見られた。トウガラシの確認地点数を調査地点数で割った寄生地点率は%と5割を超えている。ナスへの寄生も今年初めて確認された。県はトウガラシ類の移動の自粛ほか、防虫ネットの被覆などまん延の防止を呼び掛けている。ナスミバエは、その幼虫がナスやピーマン、トウガラシなどナス科野菜の果実を食害する。(11月9日掲載)

市直営後に民間委託
物品貸出、無償提供も
リサイクルセ・プラザ棟

 市ごみ処理施設等建設委員会(委員長・長濱政治副市長)の第5回が9日、環境衛生課会議室で開かれた。市リサイクルセンターの環境教育施設となるプラザ棟の管理運営について審議。民間団体への外部委託を基本とするが、3年間は市直営とすること、開館曜日や使用料などは市の公民館に準ずること、リサイクル品の貸出や無償提供を行うことなどを承認した。(11月10日掲載)

上位入賞目指し一丸宮古代表選手結団式
県民体育大会

 第70回県民体育大会に出場する宮古代表選手団の結団式が9日、平良の富名腰公民館で開かれた。各競技の選手が参加し、上位入賞を目指して一丸。選手団を代表して軟式野球監督の前川良さんは「優勝して宮古島市に貢献したい」と決意を話した。結団式では、市体育協会の西里太志理事長が選手団を紹介した後、長濱博文会長が卓球の伊志嶺圭司さんに団旗を手渡した。(11月10日掲載)

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