家族連れなどで親睦

掛け声を上げながら真剣な表情で綱を引く出場者ら＝11日、浦添市陸上競技場

　【那覇支社】「絆、ＭＡＸ団結力、未来への架け橋」をスローガンに、沖縄伊良部島郷友会（久貝直次会長）の「第62回親睦大運動会」が11日、浦添市陸上競技場で開催され、家族連れなど多くの郷友らが参加して、大運動会を満喫した。

　開会式で、久貝会長は「日頃接する機会が少ない中、会員相互の親睦を深め、ふるさと伊良部島との絆をより一層強くするため、きょう一日を楽しく元気よく過ごしてほしい」と意気込みを述べた。

　運動会では、各支部対抗による年代別の１００㍍走や小・中学生男女別の４００㍍リレー、年代別メドレーリレー、役員リレーなど多彩な種目で競われた。

　また、老いも若きも楽しく参加できる家族３世代による「家族リレー」や、昔懐かしい「ぞうり飛ばし」のほか、各支部対抗の「綱引き」などでは、会場から大きな声援と拍手が送られた。

　各支部の幟旗を立てたテントからは、太鼓や小太鼓を高らかに打ち鳴らし、にぎやかな掛け声や指笛を吹いて出場者を応援していた。

　池間添支部の長間大輔支部長（42）は「にぎやかで和気あいあいとした雰囲気の支部なので、出場する選手には指笛したり、太鼓を鳴らしたりして、みんなで盛り上がっている」と話していた。