【ニュースウィークリー】12月23日~1月5日
空燃税軽減を閣議決定/下地島への路線誘致に弾み
政府は21日、「2019年度税制改正の大綱」を閣議決定した。下地島空港を航空機燃料税(空燃税)軽減の対象に加えたほか、沖縄県産酒類に関する酒税軽減措置の2年間延長、離島地域で旅館用建物を取得した場合の特別償却制度の2年間延長などが盛り込まれた。(12月23日掲載)
金管六重奏が金賞/北中吹奏楽部
第43回県吹奏楽アンサンブルコンテストは22、23の両日、沖縄市民会館で行われ、北中学校吹奏楽部の金管六重奏が金賞、木管三重奏が銀賞を受賞した。生徒らは24日、マティダ市民劇場で開催された定期演奏会の前にそれぞれ喜びを語り、「次は県吹奏楽コンテストで金賞を取りたい」と意気込んだ。(12月25日掲載)
県民投票への参加要求/下地市長に翻意促す
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票の実現を目指す「県民投票実現!みゃーくの会」は23日、JAホールで市民集会を開いた。約200人が参加。速やかに県民投票の事務経費を認め、県民投票に参加するよう求める大会決議を採択した。(12月25日掲載)
国有地売買契約を締結/新総合庁舎建設
市が建設を予定している市総合庁舎および保健センター敷地の国有地についての売買契約締結調印式が25日、市役所平良庁舎で行われ下地敏彦市長と内閣府沖縄総合事務局の笹本純雄財務部長が契約を調印した。(12月26日掲載)
1年間のほこり払う/新年に備え、宮古神社
宮古神社は25日、社殿にたまった1年間のほこりを払い落として新年を迎える準備を行った。これは、年末に社殿を大掃除し、新年に向けて清める恒例神事の「すす払い」で、年の瀬の風物詩になっている。(12月26日掲載)
市長、回答を28日に延期/県民投票参加
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票をめぐり、県から県民投票の予算を執行して投開票事務を行うよう求める勧告を受けた宮古島市は26日、同日の回答期限を28日まで延長する要請を県に行った。県は同日、市の要請を了承した。(12月27日掲載)
リサイクル棟が稼働/市クリーンセンター
缶や瓶、ペットボトルなどを再資源化する宮古島市クリーンセンターリサイクル棟が26日、本格稼働した。機械化によって処理能力が向上し、公害防止と環境保全を最優先に、安全で安定的・衛生的なリサイクル処理を行う。(12月27日掲載)
正月用品求め続々/歳末商戦にぎわう
2018年も、あと残りわずか。市内の大型スーパーでは27日、年内では最も需要が伸びる歳末商戦が本格化し、お歳暮用ギフトや正月用の門松、鏡餅、盛り花、切り花などを買い求める客でにぎわった。(12月28日掲載)
「城東」など3案を提案/城辺統合中校名
市教育委員会の第9回定例会が27日、市役所城辺庁舎で行われ、城辺地区4中学校(福嶺、城辺、西城、砂川)が統合して誕生する統合中学校の校名3案が報告された。同委員会では示された「城東」「城辺」「ぐすくべ」の案について、委員がそれぞれ持ち帰って検討し、来年1月末の定例会で合議によって決定することが確認された。(12月28日掲載)
「来年は『大吉』に」/仕事納めで市長が訓示
今年最後の業務日となった28日夕、市役所平良庁舎1階ロビーで下地敏彦市長が職員に対し、仕事納めに当たっての訓示を行った。今年の宮古島を振り返り、おみくじに例えて「吉」の年だったとの考えを示すとともに、「来年は大吉の宮古島にしたい」として職員に団結して努力するよう呼び掛けた。多良間村でも同日、仕事納めが行われた。(12月29日掲載)
県民投票回答市長、再び延期/1月4日に持ち越し
名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票で、県の技術的勧告に対する宮古島市の回答が1月4日にずれ込むことが分かった。回答の延期は2度目になるが、今回は県側の要望による延期だという。(12月29日掲載)
新春の集いに600人/各界代表が発展へ決意
宮古島市主催の2019年新春の集いが4日、市内のホテルで開かれた。各界の代表ら約600人が新年の幕開けを祝い、地域のさらなる振興発展に向けて決意を新たにした。(1月5日掲載)
県民投票「執行しない」と回答/県からの勧告に下地市長
下地敏彦市長が実施しない方針を示している辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票について、執行するよう求める県からの勧告への回答期限だった4日、市は従来と同様、執行しない考えを県に伝えた。同日、市役所平良庁舎で会見を開いた下地市長は判断理由として「市議会の議決」とこれまでと同じ理由をを挙げた。(1月5日掲載)