【ニュースウィークリー】7月28日~8月3日
硬度低減化施設が復旧/水道水
26日早朝から機能停止となっていた水道水の硬度低減化施設が7月27日、全面復旧した。原因を特定し、26日午後6時30分ごろから一部運転を再開したという。長濱政治副市長が27日、市役所平良庁舎で会見を開き、「市民の皆さんには心配をお掛けした。硬度は今後、低下していく」と述べた。(7月28日掲載)
ビアフェストで音楽、花火満喫/オリオンビール
オリオンビアフェスト2019in宮古が7月27日、パイナガマ海空すこやか公園であった。市民や観光客がどっと押し寄せ、冷たいビール片手に音楽ライブや打ち上げ花火を楽しんだ。
午後3時30分に開場すると、市民や観光客が続々と来場。場所取りを済ませると、早速生ビールを買い求め、それぞれ乾杯を繰り返して笑顔を見せた。(7月28日掲載)
トガリシラナミ、種苗生産に成功/市海業センター
2019年度宮古地区栽培漁業推進協議会が7月29日、市役所平良庁舎で開かれ、旧宮古栽培漁業センター(現市海業センター)の1985(昭和60)年8月開所以来、30年余でトガリシラナミ(シャコガイ類)の種苗生産に初めて成功したことを報告した。今後、漁業者による養殖事業が加速しそうだ。(7月30日掲載)
亀川六段がA組で優勝/市長杯囲碁
宮古島市長杯2019サマー囲碁まつりが7月28日午前10時から、こすみ囲碁教室で行われた。A組(六段以上)では亀川実六段が初優勝した。B組(五段クラス)は出場者の中では最年長の本村寛雄五段(84)。C組(四段以下)では川上勲四段が初優勝し、五段に昇段した。(7月30日掲載)
平和テーマにメッセージ展/平良庁舎で開幕
第29回児童・生徒の平和メッセージ展の宮古島市展示会開会式が7月30日、市役所平良庁舎1階ロビーで開催された。関係者らがテープカットを行い幕を開けた。県内の小中高生の平和をテーマにした絵や作文、詩の入賞作品75点が展示されている。(8月31日掲載)
クーラー整備、取付作業開始/小中学校教室
市教育委員会が進めている市内の小学校と中学校の普通教室への空調(冷房)設備整備の工事が行われている。31日、城辺小学校では請負業者が各教室に空調の取り付け作業をしていた。同委員会によると、全小学校への空調設置工事の工期が9月末となっており、実際に使用できるのは10月ごろになる見通し。(8月1日掲載)
入域観光客数の目標達成へ議論/観光推進協が発足
第2次市観光振興基本計画(2019~28年度)で入域観光客200万人を目標に掲げている宮古島市は31日、官民連携による市観光推進協議会を発足させ、同日、第1回会合を開き、目標達成に向けた議論をスタートさせた。(8月1日掲載)
白川町児童15人、海・山体験来島/下地小と交流
下地地区の児童と交流するため、岐阜県白川町の児童15人が1日、来島した。宮古空港では下地小学校の児童らが横断幕を持つなど盛大に出迎えた。両地区の児童たちは「海・山体験交流宿泊研修会」に参加し、親睦を深める。日程は3日までの2泊3日。貝細工の体験や前浜で海水浴などを一緒に楽しむ。(8月2日掲載)
過去最高のキロ1万円/イセエビ漁解禁
県内のイセエビ漁が1日、解禁となり、宮古では生きのいいイセエビが水揚げされた。宮古島漁業協同組合の解禁初日の競りは「ご祝儀相場」となり、キロ単価が過去最高高値の1万円で競り落とされた。買人や漁師らから「オーッ」と驚きの声が上がった。(8月2日掲載)
宮古全域で分布が拡大/害虫ナスミバエ
宮古では病害虫のナスミバエがナス科野菜のシマトウガラシ、ナス、ピーマンなどの果実に寄生し腐敗させる被害が広がっている。植物防疫法による移動規制の対象でないため、宮古全域に急速に分布を拡大。過去2年でシマトウガラシの寄生地点率が最も高かったのは伊良部で40・0%、次いで多良間村33・3%。宮古島は24・6%だった。(8月3日掲載)