郷友会便り
2019年9月10日(火)8:54
【郷友会便り】敬老会で先輩の長寿祝う/在沖平一学区郷友会
郷友ら旧交温める
【那覇支社】在沖宮古島市平良平一学区郷友会(花城守男会長)の2019年度定期総会と敬老会が7日、那覇市の沖縄船員会館ホールで開かれ、75歳以上の高齢者約50人の長寿と健康を祝った。
敬老会で花城会長は「先輩方には心から敬意を表するとともに、私たち後輩もアヤを借りて長寿を目指したい。お互いの旧交を温めながら、きょう1日を有意義に楽しく過ごしてほしい」とあいさつした。
来賓として、沖縄宮古郷友連合会の福里栄記会長(代読・下里博次専務理事)が「ふるさとに同じ思いを持つ仲間たちと会い、懐かしい地元の方言・なまりで話せる場所として、郷友会をあすへのエネルギーにしてほしい」と述べた。
続いて、下地幹郎衆院議員、坂井浩二那覇市議、沖縄南秀同窓会の豊見山惠美子会長も祝辞を述べた。
会場では、最高齢者として出席した今年数え年97歳でカジマヤーを迎える前里宗和さんが紹介された。椅子から立ち上がりマイクを握った前里さんが「8月28日に満26歳になった。黙っていたら自然にそうなってしまい、恐縮している。これからも敬老会には喜んで出席していきたい」と元気な声で話すと、会場から盛んな拍手が送られた。
祝宴は「トーガニアヤグ」で幕開けし、婦人部による琉舞や日舞、台湾民族舞踊のほか、花城会長らによる「平一校校歌ダンス」なども披露され、敬老会は終始和やかな雰囲気に包まれた。最後は、出席者全員で「漲水のクイチャー」を軽快に踊り、来年の再会を誓い合った。
敬老会前に開いた定期総会では、2018年度収支決算や監査報告案が審議され、原案通り満場一致で承認された。