【ニュースウィークリー】9月23日~9月28日
「ながら運転 」反則金引き上げ/携帯電話12月から
政府は13日の閣議で、自動車などを運転中の携帯電話やスマートフォンの使用について、12月1日から反則金をこれまでの5000~7000円から1万2000~2万5000円に引き上げることなどを決めた。宮古島警察署によると「携帯電話使用等」による取り締まり件数は193件(6月30日現在)で前年同期比29件増と増加傾向にあるという。(9月23日掲載)
ボートレーサー養成試験に合格/平良出身・佐原さん
「ボートレースで賞金を稼ぎ、宇宙に行く」-。宮古島市平良出身の佐原啓太さん(21)が、ボートレーサー養成所に入るための試験に合格した。20~30倍ともいわれる超難関をクリアし、10月から福岡県にある養成所で1年間の研修を受ける。養成所で学んだ生徒のレーサー資格取得率はほぼ100%で、プロの道は開けたようなもの。「この1年、養成所でトップの成績を残す」と意気込む。(9月23日掲載)
再提案を見送る、市民提訴で市長/市議会一般質問
下地敏彦市長は24日、市が市議会(佐久本洋介議長)に提案し、その後撤回した不法投棄ごみ事業をめぐる住民訴訟の原告市民を訴える議案について、市議会9月定例会へ再度提案することは見送るとの考えを示したものの「今後、原告側がどのような対応をするのか、その行動を注視して対処していきたい」と述べ、再提案の可能性を示唆した。同日行われた市議会9月定例会一般質問で、与党の新里匠氏の質問に答えた。
(9月25日掲載)
チャーター便就航、下地島に広島から/FDA
下地島と広島を結ぶフジドリームエアラインズ(FDA)のチャーター便が23日、就航した。下地島空港では国内線初のチャーター便で、広島から計2本を運航する。宮古島市や宮古島観光協会が23日、初便の乗客を盛大に歓迎した。(9月25日掲載)
補正予算案可決9月定例会閉会/市議会
宮古島市議会(佐久本洋介議長)9月定例会は25日、最終本会議を開き、各委員会委員長からの審査結果報告や議案の採決などを行った。2018年度一般会計歳入歳出決算認定案や条例の一部改正については一部の議員から反対意見が挙がったことから挙手による採決を行った結果、賛成多数で可決した。19年度一般会計補正予算案と市当局提出のそのほかの議案についても可決した。(9月26日掲載)
県営平良南・北団地、建て替え実施設計入札/県土木建築部
県土木建築部はこのほど、県営平良南団地(平良下里)と同北団地(平良西仲宗根)の建て替え工事実施設計業務(第1期)の入札を行った。南団地は都市建築設計、都一級建築設計事務所、設備研究所共同企業体(JV)が落札した。北団地はエー・アール・ジー、ながはま建築工房、アカナ設備設計JVが行うことが決まった。(9月26日掲載)
来年は4月19日トライ宮古大会/伊大橋コース除外
宮古島トライアスロン実行委員会は26日、市未来創造センターで総会を開き、第36回大会を来年4月19日に開催することを決めた。バイクのコースから伊良部大橋を除外し距離を7㌔短くした。出場選手の定員は1700人。出場選手の申し込み受け付け(インターネット)は10月1日に開始する。参加費は従来の4万円から4万5000円に引き上げた。(9月27日掲載)
海外人材採用、宮古で説明会/人材不足対応で
宮古での人材不足を海外の人材で補ってもらおうと、宮古島しまづくり(下地盛智代表理事)は26日、宮古青年会議所で初の「海外人材採用説明会」を開いた。地元のホテルや建設業、飲食店など約15社が参加。外国人採用のメリットや賃金制度など、採用に向けての知識や情報を得た。(9月27日掲載)
公共施設利用料引き上げ検討へ/消費増税で
10月からの消費税増税に伴い、市が設置した公共施設の多くで利用料金が引き上げられる。市議会で条例改正案が認められ、料金改定が可能になった。2014年の8%引き上げ時は据え置いたが、今回は統一的に引き上げる。ただ、市民の利用が多い海中公園は据え置かれる。また、漁協内の製氷冷蔵施設で作る氷代の料金改定は今のところ流動的で、1日に3漁協そろい踏みで引き上げる公算は小さい。体育施設の使用料金は12月の議会で議論される見通しだ。総合博物館の入館料改定の議論も続く。(9月28日掲載)
砂川さん最優秀高齢者意見発表/事故ない島訴え
第12回高齢者交通安全意見発表大会(主催・宮古島署、市老人クラブ連合会など)が27日、市未来創造センターであり、各地区の老人クラブの代表5人が発表した。「交通安全・飲酒運転根絶」と題して「交通事故のない安全な宮古島を築こう」と呼び掛けた城辺支部の砂川カズ子さんが最優秀賞に選ばれた。(9月28日掲載)