がんずううやき
2019年10月30日(水)8:54
【がんずううやき】新里 定英さん(91歳)(城辺字西里添)
長男夫婦の同居に感謝
「長男夫婦の同居にとても感謝している。いつも栄養のバランスの取れた食事がおいしい。料理に好き嫌いがないから、体は丈夫で健康です。何の心配もない」と晴れやかな表情で話す。
17歳の時に建築大工の仕事に就き、70代まで一生懸命に働いた。その間に棟梁(とうりょう)となり、多くの鉄筋コンクリート造りの家を請け負った。職人は多い時で11人を雇った。
「今でも自分が手掛けた家を見た時は、うれしい。当時の仕事を思い出して懐かしむ」と強調する。
趣味は盆栽と庭作り。「若い時に当時の城辺町の文化祭に愛情を込めて育てた盆栽を出品すると、一等賞に選ばれた。とてもうれしくなり、家族で盛大に祝った」と振り返る。
その上で「庭にはガジュマルや松、クロキなどを育てており、いつも庭木の剪定(せんてい)で忙しい」と話す。
「今はデイサービスに行くの楽しい。11月26日の誕生日はデイサービスで交流を深める友人たちと一緒に祝いたいな」と笑顔で話した。
子供5人、孫11人、ひ孫7人。
1927(昭和2)年11月26日生まれ