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ニュースウィークリー
2011年5月21日(土)23:07

5月15日~5月21日

ニュースウィークリー
5月15日~5月21日

「基地のない平和な島に」/5・15平和行進

 15日は1972年の本土復帰から39年目-。14日には「5・15平和行進」が市街地を中心に行われた。主催者発表で250人が下地から平良までの8・5㌔を行進し、全ての軍事基地の撤去、下地島空港の軍事利用反対と宮古への陸上自衛隊配備反対などを訴えた。行進後、市平良庁舎前で開いた郡民大会では「平和と暮らしを守る宮古郡民大会決議文」を採択した。(5月15日掲載)


滞納繰越額、前年度比増/ 市・県民税11年度

 宮古島市の2010年度当初の個人住民税(市・県民税)の滞納繰越額は1億8254万7000円で、このうち7191万5000円を徴収し、同年度末の滞納繰越額は8175万2000円になることが市納税課のまとめで分かった。11年度当初は10年度に発生する滞納分を含め、約3690万円減の1億4564万7000円になる見込み。(5月日掲載)

練習成果発揮、競技通し交流/障がい者スポーツ大会

 第5回宮古地区障がい者スポーツ大会が15日、市陸上競技場で開かれた。宮古島市と多良間村の10施設と各地区から約450人が出場。障害別や年齢別に分かれて50㍍、立ち幅跳び、ソフトボール投げなどの種目で練習の成果を競った。中学生を中心としたボランティア約600人も参加し、出場者と交流を深めた。(5月17日掲載)

伊良部大橋の完成1年遅れ/14年3月予定に

 建設が進められている伊良部大橋(総延長6・5㌔㍍、橋梁区間3・54㌔㍍)の完成が当初計画の2012年度末(2013年3月)より大幅に遅れ、約1年後の13年度末(14年3月)にずれ込むことが17日、分かった。関係者によると07~08年度に予定した主航路部橋梁(420㍍)の実施設計が1年遅れたため、同橋梁を支える橋桁部分の着工が遅れたことが主な要因。経済などにも影響を与えるのは必至。県は近く事業期間の見直しについて正式発表する予定だ。(5月18日掲載)

小学国語、算数県平均を下回る/10年度学力調査

 昨年12月に実施した2010年度県学力到達度調査結果が17日に市中央公民館で行われた小・中学校学対担当者および校内研究主任研修会で示された。同調査における正答率で、宮古地区小学校は国語と算数A(知識)B(活用)とも県平均を下回ったほか、前年度よりもその差は広がった。中学校は県平均を上回るも前年度に比べその幅は縮小。また、小、中学校とも無回答率は県平均より高いことも報告された。(5月18日掲載)

貸付総額46億円、過去6年で最高/公庫宮古支店10年度

 沖縄振興開発金融公庫宮古支店は18日、2010年度の貸付実績を発表した。貸付総額は前年度と比べて3億1000万円(7・1%)増の46億5700万円。過去6年では最高となった。担保や保証人の要らない中小零細企業向けの「マル経資金」は、過去最高の13億5100万円(213件)。10年度は、地域に密着した小口融資が実績に反映される形となった。(5月19日掲載)

子どもたちが国際貢献活動/ミャンマーの井戸完成

 昨年3月に南小学校を卒業した子どもたちが、ミャンマーに井戸を建設するという独自のプロジェクトを1年がかりで達成した。平良中の2年生になった子どもたちは小学6年生当時、水不足に悩むミャンマーの人々のために「井戸を建設しよう」と思い立ち、地域の一升瓶を集めて建設費を捻出した。その井戸がこのほど完成したために子どもたちは大喜び。自ら汗を流して取り組んだ国際貢献活動に胸を張った。(5月19日掲載)

圏域医療の充実に期待/新宮古病院着工

 県立新宮古病院の施設整備工事安全祈願祭が19日、建設現場(旧宮古農林高校グラウンド跡地)で行われ施設の建設工事が着工となった。建物本体工事の完了は、12年11月30日を予定し外構工事などを経て、開院は2年後の13年5月を目指している。安谷屋正明院長は「設備も充実し職員の資質の向上も図り、中核病院として圏域医療の充実を図っていきたい」と述べた。(5月20日掲載)

産業共進会で大木区10連覇/多良間村

 多良間村の2010年度産業共進会並びに納税奨励式が19日、同村中央公民館で行われた。農事総合は大木区、納税総合は嶺間区がそれぞれ優勝。農事と納税を合わせた総合部門では、大木区が10年連続で優勝した。西筋学区長は「全ては、区民の皆さんのおかげ」と喜んだ。(5月20日掲載)

差別の歴史を風化させない/ハンセン病市民学会

 2011年ハンセン病市民学会第7回交流集会in名護・宮古島の宮古島交流集会が20日、国立療養所宮古南静園で開かれた。「ハンセン病と戦争を考える」をテーマに、宮古退所者の会の上里栄さん(77)が講話。日本軍に園から追い出され、海辺の自然壕などに身を潜め生き抜いた入所時の戦争体験を語り、差別や偏見の事実を風化させずに真の社会復帰に向けての取り組みを訴えた。壕などを見学するフィールドワークや交流会も行われた。(5月21日掲載)

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