6月5日~6月11日
ニュースウィークリー
6月5日~6月11日
7月オープン、17店舗入居へ/市公設市場
旧下里公設市場跡地に建設中の宮古島市公設市場が15日に完成する。入居する17店舗はすでに決まっており、7月1日には一部の売り場がオープンする。全体的なオープンは、夏の観光シーズンに間に合うよう7月15日を予定。野菜や精肉、鮮魚を販売するほか特産加工品店、土産品店、食堂、青空市も併設した。新たな観光名所として中心市街地の活性化や交流の場として期待されている。(6月5日掲載)
飲酒運転5月末、前年同期比46・4%減/宮古島署調べ
宮古島署管内の5月末現在の飲酒運転検挙数は30件となり、前年同期よりも26件(46・4%)減少していることが同署のまとめでわかった。管内における飲酒運転検挙数は近年減少傾向にあり2008年、09年と2桁台で推移していたが昨年は再び3桁台に逆戻りしていた。今年の内訳は、酒気帯びが28件(前年同期50件)、酒酔いが2件(同6件)となっている。(6月5日掲載)
肉用牛の飼育頭数1万7300頭/家畜飼養頭数10年末
県宮古農林水産振興センターは6日、宮古島市と多良間村で飼育されている家畜や鶏などの頭羽数(2010年末現在)を発表した。肉用牛は前年比653頭(3・6%)減の1万7313頭。頭数は2008年の1万8094頭をピークに2年連続減少した。同センター家畜保健衛生課の慶留間智厚課長は先行きについて「前年と比べた子牛競り値の上昇は明るい材料。今後の増頭に期待している。一方、飼料価格の高止まりが懸念される」と話した。(6月7日掲載)
宮古牛を商標登録/特許庁が認可
JAおきなわの「宮古牛」と「宮古んま牛」がこのほど、正式に商標登録された。昨年10月の申請を受けて特許庁が認可した。今後の「宮古牛」は品質や規格が厳格に定められる。6日午後、JAおきなわの長濱哲夫常務理事や宮古島市の下地敏彦市長らが会見して発表。それぞれ「宮古牛のブランド化を一層進めていきたい」と話し、商標登録を機会に肥育牛の消費拡大を図る考えを示した。(6月7日掲載)
「ヤッカヤッカ」島に終日響く/多良間スツウプナカ
多良間村の豊年祭「スツウプナカ」最終日の7日、神歌を唱和する「ヤッカヤッカヤッカ」が終日4カ所の祭場から響き渡った=写真。参加者らは、ウヤキツヌザラ(富貴角皿)に満たされた神酒を回し飲みし、旧年中の大豊作に感謝し、新たな年の豊かな実りを願った。(6月8日掲載)
警察と消防が合同パトロール/駐車違反排除
宮古島警察署と市消防署による駐車違反車両排除合同パトロールが7日、行われた。警察と消防の車両計4台が西里大通りなど市中心街を巡回しながら違反車両に移動を促すとともに住民や通行者らに駐車違反をしないよう呼び掛けた。(6月8日掲載)
乳、子宮がん受診率低下/10年度婦人検診
宮古島市福祉保健部健康増進課によると2010年度の婦人検診で乳がん(マンモグラフィー)と子宮がんの受診率が両方とも前年度を下回り、特に子宮がん検診は2年連続低下、ここ数年上昇していた乳がん検診も前年度比1・6ポイント低下した。さらに、09年度からスタートした女性特有のがん検診推進事業による無料クーポン券の利用率も10年度は対前年度比で大幅に低下。同課では「検診を受けることは現在の自分の体を知ること。健康な生活を送るためにもぜひ、検診を受けてほしい。特に無料クーポン対象者は費用もかからないので積極的に受診してほしい」と呼び掛けた。(6月9日掲載)
4、5月は3割減、東日本大震災響く/入域観光客数
宮古島への入域観光客数(速報値)が4月は2万1017人、5月は2万6448人で、前年同月に比べ約3割落ち込んでいることが、市観光商工局のまとめで分かった。イベントは順調で、他の条件に大きな変化が見られないことから同局では東日本大震災の影響ではないかと分析している。(6月9日掲載)
前浜の浸食十数年ぶり/台風2号の影響
下地与那覇の前浜の一部が台風2号(5月28日襲来)の高波によって、えぐり取られている。前浜港の近くから西側に約60㍍の区間。砂の壁が、高い所では170㌢ほど切り立っている。関係者によると、浸食被害は十数年ぶりに発生した。前浜の浸食問題は、1994年の台風13号と同16号によって砂浜がえぐられ、モクマオウ約65本が倒れた被害を機にクローズアップされた。(6月10日掲載)
特産品販売所が空港にオープン/市と空港ターミナルが協定
宮古島で生産、加工された特産品のみを取り扱う特産品販売所「みーや」が10日午後、宮古空港2階にオープンした。同日、宮古島市と宮古空港ターミナルが販売所に関する協定書を締結。それぞれ「宮古空港は空の玄関。島の特産品を広く島内外にアピールしていきたい」と販売所オープンに伴う地域振興に意欲を示した。納品するのは基本的に小規模経営で売り場の確保が困難な生産者が中心となる。既存の特産品のアピール並びに新商品開発に伴う地域経済の活性化が期待される。(6月11日掲載)
渡久山さん全国大会へ/NHK放送コン県大会
宮古高校放送部(島尻志穂美部長)は7、8日に那覇市で開かれた第58回NHK杯全国高校放送コンテスト県大会に出場し、朗読部門で渡久山海理さん(2年)が優秀賞を獲得。全国大会進出を決めた。そのほか計5部門で優良賞を受賞した。(6月11日掲載)