9月18日~9月24日
ニュースウィークリー
9月18日~9月24日
かっぽう着で歌って踊る/パニパニおばぁデビュー
アイランダーアーティスト下地暁さんプロデュースの「パニパニおばぁ」が19日、デビュー。3人組の女性ユニットで与那覇冴子さん(54)、羽地隆子さん(62)、本永安子さん(53)で構成、合計年齢は169歳。同日付でデビュー曲「パニパニおばぁの歌」の宮古島内限定販売を開始。笑顔いっぱいの3人は「おじいやおばあに勇気と元気、笑顔を送り続けたい」とやる気は十分だ。そろいのかっぽう着で歌って踊れるユニークな「おばあユニット」が誕生する。(9月18日掲載)
24人立候補届け出4地区無投票当選/農業委員会委員選
任期満了に伴う宮古島市農業委員会委員選挙が18日告示された。市全体の定数23に対し、計24人が立候補を届け出た。この選挙は旧市町村ごとに実施されており、城辺、下地、上野、伊良部の4地区は無投票当選が確定。平良地区では定数7に8人が立候補したため投票によって当選者を決定する。投票は25日、即日開票される。平良地区の有権者は計6276人。(9月19日掲載)
「まもる君」2基壊される/器物損壊事件で捜査
宮古島地区交通安全協会が宮古島市と多良間村に19基設置し、交通安全や飲酒運転の根絶を訴えている「宮古島まもる君」のうち、城辺長間と保良に設置された2基が何者かによって壊されていることが17日までに確認された。宮古島警察署の島袋令署長は「器物損壊事件として調べていく」としている。(9月19日掲載)
飲酒運転の根絶を誓う/交通安全運動出発式
秋の全国交通安全運動出発式が20日、県宮古合同庁舎で開かれた。関係団体の代表者らが参加。交通安全思想の普及・浸透を図るとともに、飲酒運転の根絶や高齢者の交通事故防止に努めることなどを誓った。(9月21日掲載)
規模適正化推進下地市長が答弁/市議会一般質問
開会中の宮古島市議会(下地明議長)9月定例会は21日から一般質問が始まった。初日は6人が登壇し、各地での説明会で反対意見が続出している小学校の規模適正化・統廃合問題については4人が質問。下地敏彦市長は児童生徒数の減少が続く実情を示した上で「教育の恩恵を児童生徒が等しく受けられるようにしたい」と規模適正化を推進したい考えを示した。(9月22日掲載)
75年前の式典映像を初公開/ドイツ・ボン大教授
上野宮国沖合で遭難したドイツ商船の乗員救助に感謝して1876年、平良に建立された「独逸皇帝感謝碑」の建立60周年記念式典(1936年)にドイツ国代表で出席したトラウツ博士のコレクションを研究しているドイツ・ボン大学のラインハルト・ツェルナー教授らが宮古島を訪れ21日、式典の様子を収めた記録映像や写真、絵はがき、新聞の切り抜きなどを公開した。式典の記録写真は数点確認されているが、映像は初公開した。(9月22日掲載)
「デメリットの方が大きい 」/複式学級で市長
開会中の宮古島市議会(下地明議長)9月定例会は22日、一般質問2日目が行われ6氏が登壇した。この日も学校規模適正化に伴う小中学校の統合問題について質問が集中。下地智議員から複式学級についての見解を問われた下地市長は「メリットもあるかもしれないがデメリットの方が大きい」と述べ、複式学級解消の必要性を強調した。(9月23日掲載)
犬の咬傷事故10年度は31件/宮古保健所
2010年度に宮古島市内で捕獲された違法犬は216匹で、前年度に比べ70匹減少したものの、飼い犬や野犬にかまれけがをした件数は31件となり、過去5年間では2番目に多かったことが宮古福祉保健所のまとめで分かった。家畜の被害や放し飼いへの苦情も増えており、飼い主のマナーとルールが指摘されている。(9月23日掲載)
宮古で奄美沖縄文芸学会を開催/研究成果を発表
奄美沖縄民間文芸学会宮古島大会の研究発表・講演・シンポジウムが23日、市中央公民館で行われた。研究発表では、4人が日ごろの研究成果を紹介。石垣繁さん(八重山文化研究会長)は「民話の系譜-宮古の英雄・金志川金盛は八重山に生きる-」と題して発表。「八重山の新城島に『金志川金盛の古墓』がある。今後研究を続け明らかにしたい」と強調した。参加者らは、興味津々に聞き入っていた。同学会が宮古で開催されたのは7年ぶり。(9月24日掲載)
親子連れ90人、空港内を見学/空の旬間バスツアー
一般の人たちに航空行政などを知ってもらおうと空の旬間にちなんだ空港内一周バスツアーが23日、宮古空港内で行われた。親子連れ90人が2回に分けて市消防本部空港出張所や滑走路周辺の航空保安施設、気象観測器などを見学し説明を受けた。(9月24日掲載)