10月16日~10月22日
ニュースウィークリー
10月16日~10月22日
検挙者の74%「知っていた」/二日酔い運転アンケ
宮古島署は先月10日以降、酒気帯び運転検挙者を対象にアンケートを実施。今月10日までの1カ月間で19人がアンケートに応じ、その結果をこのほどまとめた。「二日酔い運転」が増加していることについての認識では「知っていた」が74%で「知らなかった」の26%を大きく上回った。「朝の取り締まり強化」についての認知度は浸透している一方で、二日酔い運転が増加している実態が示された。(10月16日掲載)
8団体に補助金総額300万円交付/地域づくり支援事業
平良地区で、地域の個性や資源などを生かした地域づくりを推進する団体、事業に補助金を交付する「宮古島市地域づくり支援事業(公募型)」の対象団体に選ばれた8団体に対する補助金交付式が17日、市役所平良庁舎で行われた。下地敏彦市長は「皆さんの取り組みで地域活性化が図られることを期待している」と述べた。(10月18日掲載)
宮古牛の試食に市民ら長蛇の列/牛まつり盛況
第2回宮古牛まつりが16日、カママ嶺公園で開催され、約3000人(主催者発表)が牛汁やハンバーグの試食品を味わったり、ステージショーを楽しんだ。試食品は宮古牛の牛汁、ハンバーグ、焼肉4050食が用意された。試食コーナーには長蛇の列ができた。「宮古の牛1頭が当たる大抽選会」も行われ、石垣島出身の長間雅也さん(33)会社員=平良=が獲得した。(10月18日掲載)
マウイ郡長来島姉妹都市発展へ/歓迎パーティー
宮古島市と姉妹都市を締結している米国ハワイ州マウイ郡のアラン・アラカワ郡長ら14人が18日来島。市内のホテルでアラカワ郡長らを歓迎するウエルカムパーティーが開かれ交流を深めた。沖縄三世のアラカワ郡長と下地敏彦市長は姉妹都市のさらなる発展を誓い、がっちりと握手を交わした。今年は締結から46年。(9月19日掲載)
みやこパラダイス16年の歴史に幕/11月末閉園
パラダイスプランの西里長治社長は18日、同社が運営する市上野字野原の「みやこパラダイス」を11月末で閉園することを発表した。1995年の7月に旧上野村のトロピカルフルーツパーク内で開園し、蝶々園や土産品店、レストランを設置して観光スポットとして人気を博した同施設も最近の来園者数の大幅な落ち込みなどが影響して16年の歴史に幕を閉じることとなった。(10月19日掲載)
新ごみ処理施設建設予定地変更/基準超の有害物質で
宮古島市は、新ごみ処理施設の建設予定地を既存施設の西隣りから、し尿処理施設のある後方に変更し18日、添道公民館で周辺住民を対象に説明会を開いた。変更の理由に、環境基準値を超えるダイオキシンが当初予定地から検出されたことなどを挙げている。(10月20日掲載)
御嶽に集まり豊作豊漁祈願/伊良部でユークイ
伝統の祭祀「ユークイ(富乞い、世乞い)」が20日、伊良部の全地域で行われた。各御嶽では、女性たちが神歌「ユーンティル(富が満ちてください)」と唱和しながら舞を奉納した。各集落の住民らは、それぞれの御嶽に集まり、旧年中の五穀豊穣、無病息災、大漁に感謝し、向こう1年間の豊作豊漁などを祈願した。(10月21日掲載)
上布製作の地機を復元/文化遺産事業
宮古の織物文化研究協議会(下地和宏会長)が、文化庁の補助を受けて取り組む「文化遺産を生かした観光振興・地域活性化事業」が、着々と進んでいる。今月上旬までには、人頭税制のころ宮古上布の製作に使われた地機を復元。琉球王府の注文に応じて上納した「御絵図柄」の宮古上布の再現作業や、宮古に自生する苧麻の試験栽培も始まった。(10月22日掲載)
平良セツ子さん保健看護功労賞/結核予防に尽力
第14回秩父宮妃記念結核予防保健看護功労賞を保健師の平良セツ子さん(60)が受賞した。結核対策への積極的な取り組みが評価された。平良さんは19日、県庁に宮里達也福祉保健部長を訪ね「医療関係者や同僚のみんなが頑張った成果を私が代表して頂いたと思う。感謝したい」と喜びを語った。(10月22日掲載)