10月23日~10月29日
ニュースウィークリー
10月23日~10月29日
国の特別保護地区に指定へ/与那覇湾
下地与那覇湾が国の特別保護地区に指定されることが21日までに分かった。11月1日に環境省が水面部分約700㌶を指定する。中央環境審議会野生生物部会(山岸哲部会長)が9月8日に与那覇湾とその周辺、池間島全域を国指定の鳥獣保護区にすべきとの答申を出した。この指定で与那覇湾の特別保護地区は2012年5月にルーマニアで予定されている「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」(ラムサール条約)の締約国会議で同条約への登録に大きく前進した。(10月23日掲載)
市民の力作一堂に展示/市民総合文化祭
第6回宮古島市民総合文化祭一般の部が「創造する市民の文化~美しい自然・育てあう街」をテーマに22日、市中央公民館を主会場に始まった。会場には書道、美術、華道、写真、文芸、生活文化の6部会の力作が展示され、訪れた市民の目を楽しませていた。織物部会の作品は市熱帯植物園内の体験工芸村で展示された。(10月23日掲載)
「団結」の歴史記念碑に刻む/高野入植50周年
1961年に多良間村水納島の18戸と大神島の戸、宮古島5戸の計17戸から275人が集団入植した高野集落は、入植50周年の節目を迎え23日、同集落農事集会所で記念式典と祝賀会を開いた。式典には、住民や行政、政界の関係者らが出席し、開拓時の苦労など半世紀の歩みを振り返るとともに、今後を展望した。歴代自治会長や高額寄付者を表彰。50周年記念碑の除幕を行い節目を飾った。祝賀会は、多彩な余興で盛り上がった。(10月24日掲載)
伝統芸能の継承を誓う/下地フェス
下地フェスティバルが23日、市役所下地庁舎前の池原公園で開催された。多くの住民が伝統芸能発表会に出演し、地域文化の継承を誓った。そのほか、方言ほら吹き大会、崎田川アーグ大会、部落対抗リレー、のど自慢など多彩なイベントが催され、祭りは終日大盛況だった。地域住民以外の市民も多数来場し、下地で長く受け継がれてきた伝統芸能を堪能しながら秋の祭りを満喫した。(10月24日掲載)
池城さんが筑波大合格/宮総実高
宮古総合実業高校の環境工学科3年の池城ひかりさんがこのほど、国立大学法人筑波大学の生命環境学群生物資源学類に合格し、24日に同校で報告会が行われた。同校から現役での同大学合格は初めて。(10月25日掲載)
県営総合運動公園誘致促進協が設立/宮古島市
下地敏彦市長は25日、県営広域公園(宮古総合運動公園)誘致促進協議会を設置し、委員7人に委嘱状を交付した。11月上旬にも仲井真弘多知事に要請文を手渡し、次年度県予算に調査費の計上を求めるなど、実現に向けた要請活動を展開する。各種スポーツイベントの開催やキャンプの受け入れ体制強化のほか、災害時における市民の避難場所としての防災機能を兼ね備えた施設整備を目指す。(10月26日掲載)
宮工エコデン部全国大会出場へ/ワイパーモーターでV2
高校生が自作の電気自動車で走行距離を競う「第13回県高校エコデンレース大会」が25日、沖縄市で行われた。宮古工業高校エコデン部がワイパーモーター部門で2連覇を達成し、一般モーター部門で3位に入賞する活躍を見せた。11月開催の全国大会(大阪府)に出場する。(10月27日掲載)
不適切服務宮古で44件/教職員
沖縄と北海道などの公立小中学校の教職員延べ約850人が、会計検査院の調査で不適切な勤務が合計4500時間を超え、約940万円が給与として支払われていたとする問題で、宮古島市の小、中学校でも44件の不適切な服務があったことが27日に行われた市教育委員会(宮国博委員長)の第7回定例会で報告された。同委員会は不適切な服務管理があった学校長4人に文書訓告を行うことを決定。さらに、不適切な服務を行ったとする教職員には法令順守を求める通知を行う。(10月28日掲載)
各専門部長に委嘱状を交付/第28回トライ
第28回全日本トライアスロン宮古島大会の専門委員委嘱状交付式と第1回専門委員会が27日、市役所平良庁舎で開かれた。交付式では大会実行委員会長を務める下地敏彦市長が各専門部長ら一人一人に委嘱状を手渡した。第1回委員会では28回大会でも今年同様、東日本大震災復興支援のための取り組みを行うことを承認した。(10月28日掲載)
市街地で高さ15㍍に設定/景観計画ガイドライン
宮古島市景観計画ガイドライン(案)策定検討委員会(委員長・池田孝之琉球大学名誉教授)の第3回委員会が28日、市役所平良庁舎で開かれた。今回が最終となる委員会で、前回までに出された委員意見を受け、修正された部分などを確認、委員会としての最終案をまとめた。同案は今後設置される景観計画審議会で審議する原案となる。(10月29日掲載)