12月4日~12月9日
ニュースウィークリー
12月4日~12月9日
治療は可能早めの受診を/排尿ケア公開講座
琉球大学公開講座「宮古島地域住民における健康まちづくり 知っておきたい排尿ケア」が3日、平良港ターミナルビル大研修室で開かれた。排尿に関する専門家や手術で尿失禁(尿漏れ)を完治させた体験者ら計5人が講師を務め、漏れのタイプやメカニズム、治療法などを紹介。治療可能な病気なので、高齢だからと諦めず医療機関に相談、受診するよう呼び掛けた。(12月4日掲載)
公民館を花で彩り/上野地域づくり協
博愛の里上野地域づくり協議会(垣花義一会長)は3日、市上野庁舎前で地区内九つの集落に花の苗3500本、プランターや培養土などを配布した。同協議会は環境美化活動の一環として、上野地区住民の活動拠点になっている各集落の公民館を花で彩ることを目的に実施した。協議会が公民館の環境美化で花の苗を配布するのは初めて。(12月4日掲載)
丸栄ペイントAが団体優勝果たす/南部忠平杯GG大会
第24回南部忠平杯グラウンドゴルフ宮古島大会が4日、1都5県から446人が参加して市陸上競技場で行われた。競技の結果、団体の部は丸栄ペイントAチーム=平良、個人総合の部は上原マサ子さん=平良、男女ペアは大澤光雄、薫さんペア=埼玉県=がそれぞれ優勝した。(12月6日掲載)
島産品の販路拡大/市とイオンが協定
宮古島市(下地敏彦市長)とイオン琉球(本社・南風原町、末吉泰敏社長)の「物産販売奨励協定調印式」が5日、市役所平良庁舎で行われた。市議会の平良隆議長が立会人を務め、下地市長と末吉社長が協定書に調印を行い、協定を締結した。両者は今後、市の農林水産業発展と物産品の販売において協働した取り組みを展開していくこととなった。(12月6日掲載)
明治ステップから放射性セシウム/宮古で自主撤去
食品メーカー大手の明治が6日に粉ミルク「明治ステップ」(850㌘缶)の製品の一部から、1㌔㌘当たり最大30・8ベクレルの放射性セシウムが検出されたとの発表を受け、宮古島市内の各スーパーや小売店でも7日までに、同製品を自主回収する作業を行った。市内のスーパーによると、明治が通知した対象製造地以外の商品や、県内で製造した商品については問題がないことから、そのまま店頭販売する店舗もあるが、風評被害などを避けるため、ほとんどの店舗では同商品の撤去を行っている。同社では全国から約40万缶を無償回収する。(12月8日掲載)
サモア水道事業運営の支援協力/専門家派遣報告
2011年度「サモア水道事業運営(宮古島モデル)支援協力」の第1回専門家派遣報告会が7日、市役所平良庁舎で開かれた。今回の派遣では、配水管の埋められた位置などを示す管路図面作成のための基本技術を市上下水道部の職員らが現地の職員に指導。派遣団総括として参加した同部の梶原健次課長補佐は「管路図の重要性について一定の理解が得られた」と活動で得られた成果を説明した。(12月8日掲載)
前防衛局長発言に抗議/議運で抗議決議案
宮古島市議会運営委員会(上地博通委員長)が8日、市役所平良庁舎で開かれた。沖縄防衛局前局長の不適切発言に抗議し、防衛大臣の責任を明確にすることを求める抗議決議案と、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対し、環境影響評価書の提出断念を求める意見書案について協議を行い、いずれも全会一致で承認。9日の市議会12月定例会本会議で提案され、採決された。(12月9日掲載)
10RUN実行委文科大臣賞受賞/東京で表彰式
宮古地区の高校生が走って寄付金を募るイベント「10RUN(ワンオーラン)」実行委員会が、日本フィランソロピー協会(高橋陽子理事長)の第14回街角のフィランソロピスト賞青少年部門で最優秀賞(文部科学大臣賞)を受賞し8日、東京都千代田区の学士会館で催された式典で表彰状を授与された。式典後の活動発表会では意見交換会が行われ、式典に出席した生徒らが、宮古島での活動内容や経緯などを報告した。(12月9日掲載)
年間通して高値で安定/11年競り実績
JAおきなわ宮古家畜市場と多良間家畜市場の12月期肉用牛競りが9日に開かれ、両市場の2011年販売実績がまとまった。総販売額は26億1531万円となり前年実績を2億6849万円上回った。成牛を含む1頭当たり平均価格は343万9548円(前年比3万1148円高)、平均キロ単価は1298円だった。11年の競り価格は1月の初競りから好調に推移。計画交配による系統の統一と安定が高値取引をけん引した。(12月10日掲載)
定員2倍の2970人/トライ選手選考委
第28回全日本トライアスロン宮古島大会の第1回選手選考委員会が8日、市役所平良庁舎で行われた。申込者数は定員の約2倍に当たる2970人に上り、過去10年間で最多となった。今月21日に出場者を決定し、発表する。(12月10日掲載)