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ニュースウィークリー
2012年4月7日(土)22:12

4月1日~4月7日

ニュースウィークリー
4月1日~4月7日


入場者8万人達成、オープンから1年/海中観察施設

 平良狩俣に昨年4月オープンした宮古島海中公園海中観察施設の入場者数が31日、8万人を達成した。記念の花束を受けたのは、埼玉県から家族旅行で訪れた久保田哲正さん(45)一家。約1年間での8万人達成は、計画の5万人を大きく上回った。観察施設は、年中休まず営業している。入館者のうち、約6割は島外の人とみられ、宮古観光を後押ししている。(4月1掲載)


第21回丸山豊記念現代詩賞を受賞/市原千佳子さんの詩集

 2011年に国内で発行された現代詩の中で優れていると評価された作品に贈る「第21回丸山豊記念現代詩賞」に、宮古島市池間島在住の詩人、市原千佳子さんの詩集「月しるべ」(砂子屋書房)が選ばれた。県内からの同賞の受賞は、初めて。市原さんは「賞は個人的なもので、これまでやってきたことの結果。宮古の水が合い、詩作に没頭できたと思う。今後とも、沖縄から丸山豊賞受賞者が出てきてほしい」と話した。(4月1日掲載)

前浜ビーチで海びらき/2500人が参加

 2012年「海族まつり・サンゴの楽園未来まで集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」(主催・宮古島観光協会)が1日、与那覇前浜ビーチで開催された。東洋一とうたわれる白砂の浜には、住民や観光客ら約2500人(主催者発表)が集った。子どもたちは合図と同時に一斉に海に入り、初泳ぎを楽しんだ。初泳ぎの参加者には「初泳ぎ証」が配布された。(4月3日掲載)

市職員に人事異動辞令交付/2012年度スタート

 2012年度がスタートした2日、宮古島市は市中央公民館で、新年度の定期人事異動辞令交付式を行った。異動対象者306人に辞令を交付し、新規採用した23人(市長部局19人、教育委員会3人、消防1人)にも採用辞令を交付した。 下地敏彦市長が集まった職員に「市役所の責務で、どのようにすれば、市民により良い事業を提供し、より良い施策を展開できるかを考えて行動してほしい」と訓示した。(4月3日掲載)

PAC3宮古島到着/野原基地に移送

 北朝鮮の弾道ミサイル発射実験とみられる「衛星」の打ち上げに対し、広島県呉市の海上自衛隊呉基地から移送された地対空誘導弾パトリオット(PAC3)2基が3日夕、宮古島に到着した。同日夜には、配備先となる上野野原の航空自衛隊宮古分屯基地に移送された。ミサイルは12~16日に発射が予告されており、防衛省は不測の事態に備え迎撃態勢を整える。PAC3が宮古島に移送、配備されたのは初めて。(4月4日掲載)

北朝鮮ミサイル発射の対応検討/トライ競技実施検討委

 第28回全日本トライアスロン宮古島大会の競技実施検討委員会が3日、市総合体育館で行われ、水泳競技実施、中止基準、水泳中止の場合のデュアスロン実施方法などは例年通りであることを確認した。このほか北朝鮮が「衛星」と称して12~16日の間に発射を予告しているミサイル落下の対応を議題に加え、協議した。万が一ミサイルの一部が宮古島に落下する可能性が高い場合は大会を中断し、安全が確認され次第再開することを決めた。(4月4日掲載)

1戸平均の所得58万円減/キビ作農家大打撃

 宮古地区の2011-12年期産サトウキビの収穫が、このほど終わった。宮古では最も安定した作物だが、台風や日照不足などの影響で大不作となり、生産量は前期と比べ12万1000㌧(37%)減の20万2000㌧。農家の総手取り額は44億円と前期の74億円より30億円(40%)減った。キビ作農家を約5200戸として単純試算すると1戸平均の所得減は約58万円になる。(4月5日掲載)

団結柱に事業展開へ/商工会議所青年部

 宮古島商工会議所青年部の第33回定例総会が3日夕、市内のホテルで開催された。会議所が主催する宮古島夏まつりや、産業まつりに積極的に関わっていくことなどを内容にした2012年度の事業計画を承認。平良会長は「青年部が宮古島経済の中心になり、事業活動を通し豊かな郷土づくりへ貢献していく」と決意を述べた。新役員も承認した。(4月5日掲載)

J-アラート試験放送開始/自衛官立ち会いで確認

 全国瞬時警報システム(J-アラート)の試験放送が5日午前時から事前音声書換方式と同11時30分から即時音声合成方式で実施された。J-アラート送信と共に、同システムの画面には「国民保護情報」の見出しが映し出され、即時に防災情報システムの画面には「消防/J-ALERT放送中」と表示された。(4月6日掲載)

飲酒運転根絶重点に活動/春の交通安全運動スタート

「いそいでも かならずかくにん みぎひだり」をスローガンに、全国一斉にスタートする春の全国交通安全運動(6~15日)の出発式(主催・市交通安全推進協議会)が5日午後、北小学校の体育館で開かれた。宮古島署、宮古島地区交通安全協会、市、県の関係者など約100人が参加し交通事故防止を誓った。出発式後、パトカーを先頭に街頭パレードを行い、道行く人やドライバーらに飲酒運転根絶などを訴えた。(4月6日掲載)

ごみ減量意識定着/7種分別再利用進む

 宮古島市クリーンセンターに搬入処理された2011年度のごみの量は、1万7637㌧となった。05年に2万㌧近くあったごみは、収集が有料化された08年度を境に大幅に減り、最近の3年間は、1万7000㌧台で推移。同センターを管理する市福祉保健部環境保全課では、有料化に伴い、ごみの減量意識が定着したと分析している。(4月7日掲載)

耐震バース予算決定/平良港

 国土交通省は5日に国会で可決した2012年度予算で、宮古島市から予算要求のあった平良港の耐震バースに向けた事業が盛り込まれたことを明らかにした。同事業は新規の国直轄事業で、「平良港直轄改修費」として12年度予算に13億9200万円を計上した。 (4月7日掲載)

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