がんずううやき
2012年6月12日(火)23:32
久貝 シゲさん(86歳)(上野字野原)
農作業が日課
1926(大正15)年1月1日生まれ
農作業が日課で、趣味は野菜栽培。自宅周辺で旬の野菜を数多く栽培している。採れた野菜は長男嫁がおいしく味付けをして食卓に並べる。近所の人たちにもお裾分けして喜ばれている。「自分は戦争を体験しているから、ご飯のありがたみが人一倍分かる」と話す。戦争当時に住んでいた場所は、武器庫や基地が近くにあり空爆に何度もあった。空襲警報が鳴るたびに、おにぎりをこしらえて防空壕に避難する生活が続いた。おにぎりを少しずつ食べて空腹をしのいだ経験は今でも忘れないという。
楽しみは孫、ひ孫たちの成長を見守ること。声を聞くだけで元気が湧いてきて、仕事にも精が出る。今年9月にも9人目のひ孫が誕生する予定だ。「ひ孫が生まれるのが待ち遠しいね」と、顔をほころばせる。出産後の孫嫁の体調を気遣い、育児と家事全般の手伝いに行く計画を立てている。
子ども2人、孫9人、ひ孫8人。