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ニュースウィークリー
2012年9月29日(土)22:44

9月23日~9月29日

ニュースウィークリー
9月23日~9月29日

170羽の飛去を観察/アカハラダカ市民観察会

 アカハラダカ市民観察会が22日、下地入江橋で行われ、親子連れら約30人がアカハラダカ(タカ科)が宮古島を飛び立ち南下する群れを観察した。この日は177羽が観察された。同会の仲地邦博会長がアカハラダカは朝鮮半島などで繁殖し、越冬のため東南アジアに向けて南下する途中、宮古島を中継地点としていることやアカハラダカの渡りの経路などを説明した。(9月23日掲載)


親子連れ空の日イベント楽しむ/管制タワーなど見学

 宮古空港や航空機に親しんでもらおうと、「空の日(20日)・空の旬間(20~30日)」にちなんだイベント「管制タワー見学など空港施設バスツアー」が日、同空港で行われた。親子連れら100人余が参加。万が一に備えた化学消防車や航空管制業務の役割などを学んだ。全参加者には、記念品が贈られた。(9月23日掲載)

組踊り、古典芸能など披露/多良間八月踊り

 国指定の重要無形民俗文化財、多良間島の「八月踊り」が23日、開幕した。正日(ショウニツ)と呼ばれる同日は、仲筋の住民たちが土原御願で、24日は塩川の正日がピトゥマタ御願でそれぞれ行われた。舞台では歴史と伝統を感じさせる衣装に身を包んだ演者たちが組踊りや古典芸能などを披露し観客を魅了した。(9月25日掲載)

ネフスキー生誕120年記念シンポ/関係者が研究の成果発表

 ニコライ・A・ネフスキー(1892~1937年)生誕120年記念シンポジウム)が23日、市働く女性の家(ゆいみなぁ)で行われた。本永清さん(宮古の自然と文化を考える会員)は「ネフスキーと宮古」と題して基調報告。ネフスキーの著書『月と不死』に収録されている伊良部佐良浜の古謡「粟の幡種の時に謡われる歌」を紹介し、歌詞のカニ脱皮・甦生に注目した。(9月25日掲載)

イネヨトウをフェロモン防除へ/キビの害虫

 サトウキビの茎を食い荒らすイネヨトウ被害の全県的な広がりを受け、県農業研究センター宮古島支所は、フェロモン(雄を惹きつけて交尾をかく乱する物質)による防除を低コストできないかを調べる試験を平良福山と城辺比嘉で実施することになり25日、福山公民館で住民説明会を開いた。(9月26日掲載)

「純と愛」関連イベント発表/10月1日放送を見る会

 「純と愛」宮古島市推進協議会の副会長・長濱政治副市長らは25日、市平良庁舎で会見を開き、10月1日に第1回放送を迎えるNHKの連続テレビ小説「純と愛」に関連したイベントを発表した。同協議会は第1回放送を記念して10月1日、市役所平良庁舎の1階ロビーで「連続テレビ小説『純と愛』第1回放送を見る会」を催すほか、10月16日にマティダ市民劇場で出演者による「純と愛トークショー」を開催する。(9月26日掲載)

ツールドが中止各種行事に影響/台風17号

 台風17号の影響で30日に開催予定だったツール・ド・宮古島ロードレースの中止が決まった。前日29日のサイクリングも取り止めになるなど、週末に予定されていた各種行事が延期や中止に追い込まれた。「週末台風」は15号、16号に次ぎ今年3度目。相次ぐ行事の変更に主催者側では「またかという感じ」と頭を抱えている。(9月27日掲載)

一部区域を事業分離へ/大原地区区画整理

 2012年度第1回宮古島市都市計画審議会が26日、市役所平良庁舎で開かれた。大原地区土地区画整理事業の変更などについて審議した結果、同事業の計画面積約37㌶のうち、整備の進んでいない約12㌶を事業から切り離し、切り離した部分は新たに地区計画によって整備することなどを全会一致で承認。これにより、区画整備事業の停滞により進んでいなかった市道大道線などの整備着手が可能となる。(9月27日掲載)

小6正答率は県、全国平均下回る/全国学力テスト

 今年4月に実施された全国学力・学習状況調査(学力テスト)で、宮古島市教育委員会は27日、宮古島市の平均正答率と全国平均、県平均との比較を公表した。それによると、小学生(6年)の正答率は全科目で県平均、全国平均を下回っている。中学生(3年)は県平均を上回っているものの、全国と比べるとすべての科目で平均を下回る成績だった。(9月28日掲載)

市教委が2種を正式に文化財指定/ミヤコジマソウなど

 26日に行われた市教育委員会の定例会で市指定天然記念物として文化財指定が承認された「ミヤコジマソウ(キツネノマゴ科)」、「ミヤコジマハナワラビ(ハナヤスリ科)」について、同委員会は27日、2種の文化財指定を告示。同日付で正式に文化財指定が決定した。(9月28日掲載)

県議会与野党39人座り込み/オスプレイ県内配備反対

 米垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの米軍普天間飛行場への強行配備をめぐり県議会の39議員は28日午前、議会棟正面玄関で、同機の県内配備に反対する座り込み行動を展開した。宮古島市区選出の奥平一夫氏(県民ネット)、座喜味一幸氏(自民)も参加した。(9月29日掲載)

市、災害警戒本部を設置/台風17号接近で

 宮古島地方に暴風警報が発令された28日午前6時10分、市では長濱政治副市長を本部長とする市災害警戒本部を設置。同8時30分から台風対策会議を開き、宮古島地方が正午ごろに台風17号の暴風域に入る見込みであることから、午前10時に市役所各庁舎を閉庁することを決めた。(9月29日掲載)

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