10月7日~10月13日
ニュースウィークリー
10月7日~10月13日
カツオ漁業の歴史振り返り/伊良部でフォーラム開催
カツオ漁業の歴史を振り返り、現在の担い手不足などの課題を考える「2102カツオフォーラムin宮古島」が6日午後、市伊良部公民館で開かれた。県内から産官学の関係者らが参加。基調講演で、沖縄大学名誉教授の上田不二夫さんは「琉球王朝時代の塩辛はみそやしょうゆに匹敵する調味料であった。カツオの塩辛で調味料を作ってはどうか」と提案し注目された。「宮古島大会宣言」を全会一致で承認した。(10月7日掲載)
ワンデイズが初戦突破/本社杯野球が開幕
第10回宮古毎日新聞杯・第21回全宮古軟式野球選手権大会(主催・宮古毎日新聞社、宮古野球連盟)が8日、電力球場で開幕した。初日は一般級の1回戦が行われ、ワンデイズ、宮古島社交飲食業組合、MYBが初戦を突破した。大会は一般級、成年級の2部門で行われる。今大会は一般級に73、成年級に25チームが出場。それぞれ軟式野球宮古一を争う。(10月9日掲載)
松本さんが一般で優勝/本社杯ゴルフ大会
第15回宮古毎日親睦ゴルフ大会は7日、エメラルドコーストゴルフリンクスとオーシャンリンクス宮古島で行われた。4部門で腕前を競った結果、一般は松本清貞さん、ミッドグランドシニアは野津武彦さん、シニアは恩河正一さん、レディースは砂川明美さんがそれぞれ優勝した。天候に恵まれ、約312人がプレーを楽しむとともに交流を深めた。(10月9日掲載)
角突き合わせ激突/多良間でピンダアース大会
多良間方言で「ピンダ」と呼ぶヤギが角をぶつけ合って闘う第5回「多良間島ピンダアース大会」が7日、中央スーパー駐車場で開催された。重量級(体重70㌔以上)に6頭、中量級(同40~70㌔未満)に8頭の計14頭が出場。住民や観光客ら約250人が会場を埋め、ピンダの激闘を堪能した。(10月10日掲載)
パーントゥが来たぞ/泥を塗り厄払い
「助けてー」「来ないでー」-。国指定重要無形民俗文化財の奇祭「パーントゥ」が9日、平良島尻地区で行われた。心地良い秋風と夕日が集落を照らす中、体中に泥を塗り仮面をかぶったパーントゥ3匹が1年ぶりに出現。逃げまどう住民や観光客らに泥を塗り厄除けをし福を招いた。集落内は日が落ちても泥を塗られた人の「キャーッ」「ウワーッ」の悲鳴が響いていた。(10月10日掲載)
宮古から5人出場/全国障害者スポーツ大会
「全国大会を制し、(2016年の)リオデジャネイロ・パラリンピック出場も果たしてほしい」-。9日夜、福祉関係者らが集い、第12回全国障害者スポーツ大会(13~15日、岐阜県)の砲丸投に県代表で出場する池原安栄さん(31)=平良=に、そんなエールを送った。みやこ学園でも10日、ボウリング競技個人の部県代表の平安山寿明さん(33)と福里純也さん(21)の壮行会を開き「上位入賞を」と激励した。(10月11日掲載)
合同意見交換会市当局の見解示す/旧町村地域審議会
宮古島の市町村合併時、旧市町村ごとに設置された五つの地域審議会の合同意見交換会が10日、市中央公民館大ホールで開かれた。各地域審議会が一堂に会するのは今回が初の取り組み。会では各審議会からあらかじめ提出されていた意見、要望に対し市当局が見解を示したほか、市のリーディングプロジェクト事業の取り組み状況が説明された。(10月11日掲載)
宮古地区のほ場整備率51%/県平均を下回る
宮古農林水産振興センター農林水産整備課のまとめによると、管内の2012年3月末までのほ場整備面積(見込み)は5673㌶に達した。整備を要する面積1万1126㌶に対する割合は51・0%と、県平均を4・2ポイント下回った。畑地かんがい面積(給水所方式のⅢ型含む)は6867㌶で、整備率は56・4%と県平均の42・8%と比べ13・6ポイント高い。(10月12日掲載)
全国地域安全運動出発式/パレードで防犯呼び掛け
全国地域安全運動の宮古地区出発式が11日、市中央公民館で開催された。防犯団体の会員や市民、行政職員、警察官など約300人が参加し、事件・事故の無い安全、安心な地域づくりに連携を確認。1日警察署長の女性ボーカルユニット「kukuru~心~」も、安全なまち宣言として「かぎすま宮古島」の推進を呼び掛けた。(10月12日掲載)
宮古出身4人が受章/第19回危険業務叙勲
内閣府賞勲局は第19回危険業務従事者叙勲の受章者名簿(11月3日付発令)を公表した。今年の受章者は全国で3636人(うち女性13人)。警察、消防などの危険業務に携わった瑞宝双光章1815人、瑞宝単光章1821人(同13人)に勲章と勲記が贈られる。県内の受章者は42人。このうち、宮古関係は沖縄本島在住の出身者4人に栄誉が与えられる。(10月13日掲載)
「緑豊かな美ぎ島を」/宮古で沖縄都市緑化祭
沖縄都市緑化祭in宮古島市の式典が12日、マティダ市民劇場で開催された。都市緑化功労者や都市緑化コンクールの受賞者を表彰し、参加者全員で緑豊かな美ぎ島の推進を誓った。都市緑化功労者は下地敏雄さんらが受賞。緑化コンクール民間部門最優秀賞は宮古島市の川満義成さん、公共部門は宮古島市役所上野庁舎が受賞した。(10月13日掲載)