孫は宮國投手、活躍期待

下地　栄さん（９０歳）

　孫の宮國涼丞さんは、読売巨人軍の投手として活躍している。「大変うれしい。去年は、東京ドームに行って応援してきた。日本一になるよう願っている」と話した。

　下地さんの三女優子さんの夫は、城辺上区出身の宮國透さん。夫妻の次男が涼丞さんだ。

　夫妻は現在、糸満市で暮らしている。涼丞さんが子どもころは、毎年夏休みと冬休みに佐良浜に来て祖父の栄さん宅で寝食をともにした。

　健康の秘訣は規則正しい生活。朝食の主な献立はサンドイッチ、みそ汁、野菜ジュース。夕食は刺し身を食べ、ビールを少量飲む。

　戦後の約10年間は台湾で働いた。花蓮県動力漁船船員訓練所で教官として勤め、エンジンの修理や水泳を教えた。

　骨太の体格でたくましい。50代の時は宮古で砲丸投げの新記録を出した。賞状は今でも大事に飾り、家族の話題となる。　

　近くに住む長女、次女、次男が力を合わせて栄さんの健康管理を支えている。

　眼鏡を掛けないで、涼丞さんの活躍が新聞に載った時は、ゆっくりと読む。

　子ども５人、孫16人、ひ孫８人。
　１９２２（大正１１）年９月1日生まれ