6月30日~7月5日
ニュースウィークリー
6月30日~7月5日
6600万円の黒字/宮古島漁協
宮古島漁協の総会が29日、同漁協で開かれ、2012年度貸借対照表・損益計算書など12議案を承認した。組合員の出資金減額と過去に漁業補償金で積め立てた後継者育成資金を計上したことで今期は6680万9000円の黒字、累積赤字は3842万6000円に縮小し、財務が好転した。(6月30日掲載)
前組合長退職金反対多数で否決/伊良部漁協総会
伊良部漁協の総会が29日、前里添多目的施設で開かれた。前組合長が4期12年勤めたとして同漁協に退職金を請求していることに関する「役員退任慰労金の支給に関する議案」について、支払う賛否を問う無記名投票を実施した結果、反対多数で否決された。(6月30日掲載)
第4回宮古水まつり/家族連れでにぎわい
第4回宮古水まつり2013が30日午後、城辺福東の地下ダム周辺で開かれた。多くの家族連れや観光客が会場に詰めかけ、子どもたちは特設プールで水遊びを楽しんだほか、流しそうめんに舌鼓を打った。(7月2日掲載)
イセエビ漁1日解禁/初日、18㌔水揚げ
宮古地区でのイセエビ漁が1日、解禁となり、生きのいいイセエビ約18㌔が水揚げされた。1匹の重さが最大で2・5㌔。1㌔当たりの取引価格は例年並みの2500~3000円。来年3月までイセエビ漁は展開される。(7月2日掲載)
マンゴー、パイン ゆうパック出荷式/宮古郵便局
宮古島の夏の味覚・マンゴーとパインの出荷が本格化したのを受けて2日、ゆうパック出荷式が同郵便局構内で行われた。職員や農家、行政の関係者らが出席し、宮古島産の「おいしさ」をアピール。併せて今後の販路拡大や生産振興を祈念した。(7月3日掲載)
キビの新品種「KY99-176」/県の奨励品種に決定
県農業研究センター宮古島支所がサトウキビの新品種として10年以上前から育種してきた「KY99-176」が先月、県の奨励品種に決定した。茎が太くて長い「茎重型」で、葉が容易に取れ収穫しやすい。今後、「農林31号」の愛称で、宮古地域に普及する。(7月3日掲載)
昨年の3倍10㌧水揚げ/佐良浜カツオ漁で活気
伊良部漁協所属のカツオ一本釣り漁船3隻が、6月から大物カツオを大漁し、佐良浜が活気づいている。各鰹節工場は取れたてのカツオの解体・販売、なまり節・かつお節加工で大わらわ。3日現在、昨年の3倍以上の10㌧の漁獲量を推移。8月の最盛期を控え、さらなる大漁が期待されている。(7月4日掲載)
退任直前人事発令/下地多良間村長
多良間村(下地昌明村長)が1日付の人事を発令した。課長級への昇任や新採用も含まれており、異動率は18・37%(採用除く)に及ぶ。7日に退任を控えた下地村長による今回の人事は異例で、一部の村民は選挙絡みの人事を指摘して不信感を募らせている。下地村長は「適正な人事だ」と主張した。(7月4日掲載)
宮古にサテライトキャンパス開設/琉大学長が明らかに
就任あいさつで下地敏彦市長を訪ねた琉球大学の大城肇学長が4日、今年10月以降に宮古や石垣など県内離島に同大学の「サテライトキャンパス」を設置する構想を明らかにした。同大学とサテライトをテレビ会議システムで結び、同大学が月1回開催している21世紀フォーラム(公開討論)や公開講座、公開授業などを配信する。(7月5日掲載)
沖縄選挙区4氏が届け出/参院選公示
第23回参院選は4日公示され、17日間の選挙戦に突入した。沖縄選挙区(改選1)に立候補を届け出たのは届け出順に、新人で幸福の科学職員の金城竜郎氏(49)=幸福実現党公認、新人で任意団体国際ガイドクラブ沖縄代表の新島メリー氏(67)=無所属、新人で社会福祉法人沖縄偕生会理事長の安里政晃氏(45)=自民公認、公明推薦、現職で沖縄社会大衆党委員長の糸数慶子氏(65)=社大公認、社民、共産、生活、みどり推薦の新人3人と現職1人。(7月5日掲載)
県内初、高校生カフェオープン/宮古島公設市場内
県内では初めての高校生カフェ「んまがぬ家」が21日、平良下里の宮古島公設市場内にオープンする。高校生が仕入れから接客、販売、コスト管理まで自ら担当する。営業日は土、日曜日と祝日。営業時間は午前10時から商品が売り切れるまで。当面は宮古島産紫イモを使った菓子など4品を店頭で売り出す。(7月6日掲載)
マンゴー出荷ピーク/JAの集荷場活気づく
2013年産マンゴーの出荷が、ピークに入った。JAおきなわ平良支所集荷場には5日、約4㌧入荷した。同集荷場では、約15人の職員が選別作業に従事し、活気づいている。今年JAに出荷している農家は60~70人と、昨年の2倍を超えた。(7月6日掲載)