7月28日~8月3日
ニュースウィークリー
7月28日~8月3日
市総合博物館で美ぎ布展が開幕/伝統の宮古上布を展示
市総合博物館(下里典子館長)で27日、第25回企画展「美ぎ布展~苧麻糸が繋ぐ伝統の技~」が開幕した。宮古上布は深い琉球藍、軽い生地と精緻な柄模様が特徴。8月13日には未公開の宮古上布を入れ替えする予定。9月1日まで。(7月28日掲載)
中高で大野君、小学で安元君/本社杯将棋大会で優勝
第17回宮古毎日新聞社杯争奪「全宮古少年・少女将棋大会」が28日、平良港ターミナルビルで行われた。小学生、中・高校生の2部門に計29人が出場して盤上の頭脳戦を繰り広げた。対局の結果、小学生の部は平良第一小4年の安元龍一郎君、中・高校生の部は宮高2年の大野向生君がそれぞれ優勝した。(7月30日掲載)
コーラル社専務に真栄城忠之氏/会社再建へ外部起用
アロエベラジュースなどを製造、販売する第3セクター、コーラル・ベジタブル(本社・下地川満、社長・下地敏彦市長)は29日、市役所下地庁舎で取締役会を開き、常勤の代表取締役専務に元琉球放送常務の真栄城忠之氏(68)=宮古島市下地=を選任した。赤字が続く経営の立て直しを視野に入れた人事。(7月30日掲載)
かん水日を守って適正な水利用を/土地改良区が呼び掛け
かんかん照りが続き、スプリンクラーがフル稼働する中、かんがい施設を管理する宮古土地改良区では、適正な水利用を呼び掛けている。同区によると、散水曜日が守られない状況があるため水圧が下がり、かんがいに支障をきたしている畑が見られるという。(7月31日掲載)
健診項目に異常61・8%/職場定期健診
宮古労働基準監督署は30日、管内の2012年定期健康診断の状況を発表した。健診項目に異常が認められた労働者の割合を示す「有所見率」は、61・8%に上り、前年より4・7ポイント増加した。県平均は63・9%と、全国ワースト。宮古の有所見率は上昇傾向にあり、前の年に7・9ポイントもあった県平均との差は、2・1ポイントに縮まった。(8月1日掲載)
宮古と藤枝の特産コラボ/紫イモスイーツ商品化
宮古島特産の紫イモを使った、宮古島市と友好都市である静岡県藤枝市の“コラボスイーツ”2品がこのほど完成した。開発に携わった西光エンジニアリング(本社藤枝市)の岡村邦康社長が31日、市役所平良庁舎に長濱政治副市長を訪ね、サンプル品を持参し完成を報告した。(8月1日掲載)
紫イモ販売組合事務局が終了/集出荷、市が支援
宮古島市いも生産販売組合の事務局が7月31日に終了した。市は1日までに、同事務局が担ってきた紫イモの仕入れや在庫管理などの集出荷業務に対応し、生産組合を支援する方針を固めた。事務局は市役所上野庁舎内に設置されていたが、事務局員3人の人件費を支出していた「緊急雇用対策事業」の終了に伴って閉鎖することが決まった。(8月2日掲載)
市税徴収率目標91・3%に設定/13年度対策会議
宮古島市税徴収対策会議は1日、2013年度の第1回会議を市平良庁舎で開き、同年度の市税徴収基本方針などを決めた。徴収率目標は前年度と比べ0・5ポイント増の91・3%(現年課税分97・4%、滞納繰越分27・0%)に設定。収納額は、現年度分44億7164万円と滞納分1億1650万円を合わせ、45億8814万円にした。(8月2日掲載)
試験栽培中のキビ盗まれる/宮糖パトロール強化
城辺のほ場で、奨励品種に向け試験栽培中の2系統品種のサトウキビ計120~130本が何者かによって盗まれたとして宮古製糖は2日、記者会見し「試験栽培中のキビは特性をデータ収集しており、盗まれたキビを植えた場合に病害虫が発生する恐れもある」と警鐘を鳴らし「絶対に盗まないように」と訴えている。(8月3日掲載)
3庁舎に充電施設設置へ/電気自動車導入で
市小型電動モビリティ等の活用にかかる社会実験プロジェクト推進協議会の初会合が2日、市役所平良庁舎で行われた。市の担当者や本田技術研究所、本田技研工業(ホンダ)、東芝の代表が出席し今後の取り組みなどについて協議した。今後、国からの補助金交付決定通知を受けた後に充電ステーションの設置に着手し、11月ごろまでに平良、城辺、伊良部の3庁舎にステーションを設置することを確認した。(8月3日掲載)