9月8日~9月14日
ニュースウィークリー
9月8日~9月14日
「慰安婦」追悼平和を祈念/建立5周年で集い
日本軍「慰安婦」の史実を伝えるために2008年に建てられた「女たちへ」と「アリランの碑」の建立5周年記念の集いが7日、上野野原の同碑前に関係者およそ40人が参加して行われた。参加者を代表して宮古島に日本軍「慰安婦」の祈念碑を建てる会共同代表の尹貞玉(ユン・ジョンオク)さんらが碑前に献花し、亡き慰安婦を追悼した。(9月8日掲載)
最優秀に中田光洋君/県少年の主張宮古大会
第28回県「少年の主張」宮古地区大会が7日、市中央公民館で開かれた。各校代表の生徒が学校生活、部活動、社会問題など幅広いテーマに沿って堂々と主張した。審査の結果、福嶺2年の中田光洋君が最優秀賞を受賞。優秀賞は鏡原2年の狩俣奈生さんと下地3年の平良暁子さんだった。中田君は県大会に派遣される。(9月8日掲載)
PAC3配備へ調査を開始/防衛省が市内3カ所で
防衛省は9日、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の展開候補地を選定するため市内3カ所の調査を開始した。航空自衛隊の隊員12人が、PAC3やレーダーの障害となる周辺の建造物の有無や大きさを確認するため実施している。(9月10日掲載)
加入率は63・7%上昇傾向に/宮古島市公共下水道
宮古島市の公共下水道加入率(2012年度末)は63・7%で年度ごとに上昇傾向にあることが分かった。これは市内の市街地で行われている区画整理地区整備事業に伴い、新築アパートの建設などが増加し、新築物件を設計する段階で、個人の浄化槽を用いず公共下水道に結節する戸数が増加したことなどが主要因となっている。(9月10日掲載)
来年のトライ大会、4月20日開催へ/競技委員会で決定
第30回という節目を迎える来年の全日本トライアスロン宮古島大会の第1回競技委員会が9日夜、市役所平良庁舎で開かれた。大会日程について、4月13日、同20日、同27日の3案を検討した結果、20日開催とする方針を決定。日程は今月19日に開催される大会実行委員会総会に提案され、承認を受け正式決定となる。(9月11日掲載)
仲原ダム高水対策工事進む/地下水位上昇を未然防止
内閣府沖縄総合事務局宮古伊良部農業水利事業所では2020年度に供用開始予定の国営かんがい排水事業(地下ダム)の伊良部地区排水のための事業を09年度に着手し現在、城辺仲原地区に、その主要水源の一つである地下ダム(仲原地下ダム)を建設中だが同ダムの地下水位が上がることを未然に防止する目的で、昨年10月から城辺長間で「仲原地下ダム高水対策トンネル仮設立坑工事」を進めている。(9月11日掲載)
交通死亡事故1年半「ゼロ」/宮古島署
宮古島署(宮城英眞署長)管内の交通死亡事故0件が6日で、昨年の3月7日から1年6カ月続き、9日現在も継続している。県内の14署のうち、0件を継続しているのは本部署の2年6カ月に次ぐ2番目の長さ。また宮古島署は14署の中で唯一、飲酒に絡む交通人身事故0が1年1カ月と15日継続している(9月12日掲載)
来間中廃校条例案委員長裁決で可決/文教社会委員会
開会中の市議会9月定例会の文教社会委員会は11日、来間中学校の統廃合に向けた「市立学校設置条例の一部を改正する条例」について審議。与党4人が賛成、野党4人が反対の同数となり委員長裁決で可決となった。また、この日に一括審議となっていた来間自治会から提出されていた同中学校の存続を求める請願書についても、賛否は同様の構図となり委員長裁決で不採択となった。(9月12日掲載)
新100歳で仲田さん表彰/仲井真知事
「100歳おめでとう」-。県の「ちゃーがんじゅう地域推進事業」で、仲井真弘多知事が12日、城辺公民館を訪問して城辺新城の仲田ウメさんを表彰した。仲井真知事は「100歳は県の誇りであり、日本人の誇り。あやかりたい」と祝福。仲田さんは長寿の秘訣について「くよくよしないでほがらかに生きること」ときっぱり。満面の笑みで知事表彰を喜んだ。(9月13日掲載)
華やかに「八月踊り」/多良間村で
国指定重要無形文化財の伝統行事「八月踊り」が旧暦8月8日に当たる12日、3日間の日程で幕を開けた。字仲筋の土原御願所の正日(ショウニツ)では、住民らが華やかな衣装をまとって出演。躍動的な踊りや優雅な舞を繰り広げ、20余の演目で大勢の観客らを魅了した。(9月13日掲載)
「ネット犯罪未然に防ごう」/全高校生参加し集会
先月発生した県内の少女らを巻き込んだ売春事件の再発防止を訴える「高校生をネット犯罪から守る宮古地区集会」が13日、市陸上競技場で行われた。集会には宮古地区高等学校の全生徒が参加し地域、警察、関係機関・団体が一体となった取り組みで青少年が安全に安心してネットを利用できる環境づくりに取り組むことを確認した。(9月14日掲載)
女子やり投げ池間が宮古新/秋季高校陸上競技大会
第68回宮古地区高等学校秋季陸上競技大会が13日、市陸上競技場で行われた。団体は男女とも宮高が優勝。男子は10連覇を達成し、女子は3連覇となった。種目別では女子のやり投げで宮古総合実業の池間舞理菜が34㍍15の宮古新記録を樹立し優勝した。大会全体では6種目で大会新記録が樹立された。(9月14日掲載)