12/22
2024
Sun
旧暦:11月22日 友引 庚 
ニュースウィークリー
2013年10月13日(日)9:00

10月6日~10月12日

空の便欠航700人に影響/台風23号

 強い台風23号が宮古島地方に接近した5日、宮古空港を発着する空の便は午前中に一部欠航、午後から全便欠航し約700人の足に影響が出た。一方、宮古本島と周辺離島を結ぶ旅客船・フェリーは終日全便が欠航し約1000人の利用客に影響が出た。(10月6日掲載)

野田の肥育牛優秀4席/県枝肉共進会

 平良狩俣の野田にあるJA宮古肥育センターから第39回県畜産共進会の枝肉部門(4日、南城市県食肉センター)に出品した肥育和牛が、30頭中上位4位の「優秀賞4席」に入った。枝肉格付けランクは最高の「A5」。枝肉重量は目標数値の「445~465㌔」を上回る472・2㌔だった。(10月6日掲載)

最大瞬間は42・2㍍/台風23号

 宮古島市全世帯の半数を超える1万4500世帯が一時停電し、空と海の便の多くが欠航するなど、市民生活に大きな影響を及ぼした台風23号。宮古島は約20時間、多良間島は19時間にわたり暴風にさらされ、最大瞬間風速は下地島空港で5日夕に42・2㍍を観測。宮古島では強風にあおられ転倒するなどして3人がけがをした。接近期間中の降水量は平良下里で97・5㍉、城辺新城は137・0㍉、多良間空港では153・0㍉だった。(10月8日掲載)

訓練継続実施を要請/市長が航空3社に

 下地敏彦市長は8日、全日空(ANA)沖縄支店と日本トランスオーシャン航空(JTA)・琉球エアーコミューター(RAC)を訪ね、下地島空港での実機訓練の継続および実施を要請した。下地市長は「下地島空港が訓練飛行場として続くかの瀬戸際にある。県も継続の方向で各航空会社に使い勝手の良い形で働き掛けている」と述べ、今後とも県とともに同空港の利活用促進を積極的に要請していく考えを強調した。(10月9日掲載)

国際保護鳥を守れ/サシバ密猟防止パト

 北から国際保護鳥のサシバ(タカ科)の群れが「寒露」の日の前後に飛来するとして、伊良部島で8日、21日までの日程でサシバ保護合同パトロール(主催・県、市、宮古野鳥の会)が始まった。併せてサシバ飛来数調査も行われた。県、市、伊良部の中・高校生、地域団体、警察が参加して島一円で「サシバ保護」と「サシバ密猟根絶」を強く訴えた。サシバは、宮古島市の市鳥。(10月9日掲載)

上半期前年度実績を上回る/入域観光客数

 市観光商工局のまとめによると、宮古島への今年度上半期の入域観光客数は20万5434人で、年間で41万人を達成した2012年度の上半期と比較し6117人(3・07%)上回る結果となった。同局ではスカイマーク(SKY)就航による航空運賃の低価格化や島外での誘客活動の効果が表れているとの考えを示すとともに、2期連続での40万人超えに期待を寄せる。(10月10日掲載)

新食肉センター上野野原に建設/都計審 計画案に同意

 宮古島市都市計画審議会は9日、新会長に下地義治氏を選任後、2013年度の第1回会議を開き、新宮古食肉センターの建設位置を「上野字野原1190の187(旧家畜競り市場跡地)」とする都市計画案に同意した。敷地面積は2790平方㍍。建設予定地は市長への答申、県知事同意後の「都市計画決定の告示」により正式決定する。新食肉センターは14年度着工、15年度中の供用開始を目指す。(10月10日掲載)

平良野原越に新出荷場建設/JAが起工式

 宮古地区におけるJAおきなわの新しい農畜産物集出荷貯蔵施設の建設工事が10日、平良西里(野原越)の旧宮古農業改良普及センター西側で起工した。2014年4月に供用を開始する。これまで四つの支店に搬入されていた農産物を一元的に管理し、品質の統一を図る。起工式には多数の関係者が出席、工事の安全を祈願し、新工場の竣工に伴う野菜、果樹生産の一層の振興に期待を込めた。(10月11日掲載)

鍵掛けで盗難防止を/「カギスマ甲子園」開幕

 自転車の施錠率の高さを競う「カギスマ(鍵島)甲子園」が10、11月の2カ月間、実施される。市内の小・中学校、高校12校が参加。施錠確認を行う宮古島警察署(宮城英眞署長)の署員と宮古島地区防犯協会(前川尚誼会長)による出発式が10日、平良中学校で行われた。(10月11日掲載)

市民の創造力作品一堂に/総合文化祭が開幕

 第8回宮古島市民総合文化祭が11日、市中央公民館で開幕した。13日までで、開館時間は午前9時から午後5時まで(最終日は午後3時まで)。盆栽や写真、織物など10部会から、部会員や市民の力作が会場に展示されている。(10月12日掲載)

冬場の農業観光で活用を/天然ガス利活用検討委

 県による天然ガス資源活用促進に向けた試掘調査事業の第2回天然ガス資源有効利活用検討委員会が11日、県宮古合同庁舎で開かれた。試掘調査が行われている宮古島市、那覇市、南城市の担当職員が現在の検討状況などを報告。宮古島市は冬場の農業や観光での活用や、城辺地区の活性化などにつながる施策を視野に検討したい考えを示した。(10月12日掲載)

カテゴリー一覧

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!