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美ぎ島net
2013年10月27日(日)9:00

宮古の50路パワー全国で/宮古島市ママさんバレーボール連盟

来月の「いそじ大会」に向け猛練習/「Palcom」チーム


前列左から與那嶺則子、下地美智子、川平順子、與那覇尚子。後列左から羽地喜久子、美里淳子、前泊和美、砂川勝美、徳嶺町子、根間美智子=22日、東小体育館

前列左から與那嶺則子、下地美智子、川平順子、與那覇尚子。後列左から羽地喜久子、美里淳子、前泊和美、砂川勝美、徳嶺町子、根間美智子=22日、東小体育館

 宮古島市ママさんバレーボール連盟(川平順子理事長)の「Palcom」チーム(與那覇尚子監督)は、11月8日から三日間栃木県で行われる「第25回全国家庭婦人バレーボールいそじ大会」(主催/一般社団法人全国ママさんバレーボール連盟、主管/栃木県ママさんバレーボール連盟)に、沖縄県代表として出場することが決まり、練習に余念がない。50歳以上の選手で全国から64チームが出場、覇を競う。Palcom(パルコム=みんなの輪)チームは、大会ではお互いの力を出し切ってまず初戦突破を狙うとして意気を高める。

大会に向け練習試合に熱

 同連盟は10チームが加入、今回の選手は全国大会に向けて構成されたもので、同連盟の役員をはじめ、各チームからポジションごとに集まった50代のチーム。7月に行われた県大会は西原町体育館で14チームが参加した「Palcom」は決勝戦で名護オリオンと対戦、フルセットまでもつれ込んだが最終セット25-23で勝ち越し、優勝と全国大会への出場権を得た。
 大会を目前に週3回の練習をこなすメンバーは、仕事と主婦の役割を終えた午後8時半から下地中・北小・東小の体育館で、連盟に加入するチームを相手に本番さながらの試合を繰り広げる。その動きは50代とは思えないはつらつとしたもの。常に声を掛け合い、とらえたボールを相手に打ち返すまでその緊張感はほぐれない。ボールを落とさないという信念で待機するレシーブ陣がしっかり拾い攻撃につなげる。各選手がそれぞれの役割をしっかりと守って得点につなげていく。

生涯スポーツママさんバレーボールガイドライン研修会

 19日、沖縄県ママさんバレーボール連盟の宮城瑞枝理事長ら6人が来島して審判研修会を実施、市内のママさんバレーチームのリーダーら50人余が参加してフラッグの振り方や構え方などの技術指導を受けるとともに公式規定にのっとったガイドラインなどを学んだ。川平理事長は「瞬発力を伴う激しいスポーツのようだが、年齢に応じた楽しみ方がある。全国には70代、80代の選手もいると聞く。子どもたちから、子育てを終えた女性たちまで生涯を通したスポーツだと思う。まさに親子で楽しんでほしい」と話す。

25回記念の大会で宮古女性の底力を

 全国大会は、50代以上といえども実業団チームを乗り切って来た強豪たちが相手。與那覇監督は「記念の大会に出場できるだけでもラッキー、初戦突破を目標にその後は宮古のアララガマ魂を発揮していきたい」と笑う。チームの皆さんは「今大会は感謝がテーマ。バレーを通して培ったチームワークに、理解を示してくれる家族に、周りのみなさんに感謝して試合を楽しみたい」と話す。

 連盟では、多くの仲間を増やしたいとして「一緒にバレーボールしませんか」と呼び掛ける。連絡先は(川平)090・9784・0910
(下地)090・8293・7687まで。

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