人(ひと)
2013年11月22日(金)9:00
市議会副議長に就任/佐久本 洋介氏(66歳)
重責かみしめ議長支える
好きな言葉は「一生懸命」。真っ直ぐな性格や温和な人柄をそのまま表面に出したかのような言葉でマスコミのインタビューに答えた。「副議長という職をいただき、身の引き締まる思い。市民から負託を受けるという責任の重さをかみしめ、議長を支えながら議員活動、議会運営に一生懸命まい進していきたい」
旧伊良部町議時代から市町村合併に関わってきただけに、8年たった今、当時を振り返って感慨深げ。「最初は戸惑いもあったが今は安定期に入っている。この安定期にどれだけのことをやっていくか。進んでいく方向をしっかりと築いていかなければいけない」
議会として一番取り組むべき課題は議員定数の改正だと言う。
「市民からも要望が多い。議員全員で話し合い、宮古島市には何人の議員が適当なのか、議論を深める必要がある」
議員の活動規範などを定める議会基本条例の制定にも前向きだ。
「市民の声が議会に届きやすい条例づくりをしていければ」。先進地の地方議会の条例を参考にしながら、市民が主役の街づくりへ奮闘する考えだ。
市長や議長らとともに、今後は宮古島市の顔として対外的なイベントへの出席も増える。
「宮古島の一番のアピールはエコアイランドの推進。市の取り組みは内外でもよく知られており、さらにアピールしていきたい」。好きな言葉を胸に刻み、市の発展に尽くすつもりだ。
佐久本 洋介(さくもと・ようすけ)1947(昭和22)年10月20日生まれ。66歳。伊良部字前里添出身。沖縄大学卒。旧伊良部町議2期。宮古島市議3期目。