がんずううやき
2014年11月26日(水)8:55
新城 誠一さん(92歳)(城辺字新城在)
大型トラクター駆使
90歳を超えて、大型トラクターを駆使する。今年も1町歩の畑を耕し、サトウキビを植えた。植え付けは平良に住む娘が手伝った。
トラクターは買ってから10年以上経った。一度も故障したことがなく、持ち主同様「がんずう」だ。
近所の人たちから耕起を頼まれることがある。しかし、料金を取ったことがない。「金に困っていた時、貸していただいた皆さんへの感謝の気持ちがある」と話す。
若いころから農業一筋に歩んできた。「やらなければならない」と信念を持ち続けた。85歳まで牛も飼っていた。一生懸命働き子供5人を育てた。
イベントを見るのが好きという。愛車の軽貨物車に乗りトライアスロンや宮古まつり、産業まつりなどを見に行く。
「自分は深く悩んだことはあまりない」。大らかな性格が「がんずう」の秘訣のようだ。食べ物に好き嫌いはない。
子供5人、孫4人。
1922(大正11)年8月16日生まれ