がんずううやき
2015年6月10日(水)8:55
狩俣金助さん(83歳)(城辺字西里添)
長年和牛改良に尽くす
先月の宮古和牛改良組合城辺支部総会で、振興功労賞を受賞した。長年にわたり和牛改良に尽くした功績が認められた。
20歳のころ雌牛1頭を買い、繁殖経営を始めた。会社に勤めながら徐々に頭数を増やした。
改良への情熱は高く体型の良い牛を自家保留。旧城辺町の共進会には毎年のように出品し、入賞は数えきれない。城辺代表で地区共進会に何度も出した。
現在は母牛5頭を飼う。体型や産肉遺伝能力が最高レベルとお墨付きを得た高等登録牛もいる。
毎日朝夕、自転車に乗って草地に行き鎌で青草を刈り取る。青草中心の昔ながらの飼育は今では珍しいという。ほとんどの人は乾いた草を与えている。「最近は子牛価格が高いよ」と喜ぶ。
朝起きると約20分散歩する。食べ物の好き嫌いはない。晩酌は少々。適度な運動とバランス良い食事が健康の秘訣のようだ。
子供4人、孫6人、ひ孫12人。
1931(昭和6)年8月2日生まれ