【ニュースウィークリー】7月5日~7月11日
中学選手一丸上位入賞目指す/19日から県総体幕開け
第42回県中学校総合体育大会に挑む宮古代表選手団の結団式が4日、平良中体育館で行われ、各競技の代表選手が県大会での上位入賞を誓った。宮古地区からは501人が出場予定で、平良中の男子卓球、北中サッカー部などが上位入賞に期待が高まっている。(7月5日掲載)
「平成の五勇士 」石垣へサバニでの漕破に挑戦/久松五勇士110周年記念
久松五勇士110周年を記念し、久松青年会の5人が当時のようにサバニで石垣までの漕破を目指す航海の出発式が4日、久松漁港で開かれた。地域住民らが多数参加し、「平成の五勇士」の挑戦成功と航海安全を願い、5人を見送った。(7月5日掲載)
「平成の五勇士」石垣で盛大に歓迎/天候悪化で漕破断念
久松五勇士110周年記念事業として、石垣島伊原間海岸まで100㌔余の航海を再現しようと、復元サバニに乗り込んで4日正午前に久松漁港を出港した久松青年会の下地雅也会長ら「平成の五勇士」は5日午前4時半ごろ、天候悪化のため漕破を断念した。同日午前8時ごろ、伴走船で伊野田漁港に到着、伊原間公民館に移動し、盛大な歓迎を受けた。(7月7日掲載)
自衛隊配備「住民投票を」/市長「なじまない」
宮古島市議会6月定例会一般質問4日目が6日開かれ、宮古島への陸自配備計画に関する論戦が展開された。21世紀新風会は受け入れの賛否をめぐって首長の決断を求めたが、下地敏彦市長は議会の議論や予定地の売買の状況を見ながら判断するとして明言を避けた。住民投票の実施を求める市議の声には「国の専権事項であることを踏まえると、なじまない」と述べた。(7月7日掲載)
プレミアム商品券販売と使用始まる/登録店約200店舗で利用
地域経済活性化を目的に宮古島商工会議所発行する「美ぎ島宮古島プレミアム商品券の販売と使用が7日、始まった。販売場所となった市中央公民館には、午前9時の発売前から多くの市民らが列をつくり、発売を待った。平良地区での販売は11日まで。(7月8日掲載)
黄金色の稲収穫を体験/宮島小
宮島小学校は7日、豊作で稲が黄金色にたわわに実る田んぼで稲刈り体験学習を実施した。子供たちは、鎌で刈り取った稲を手に輪をつくり、地域の伝統行事「ズーコーモーイ」で踊りを披露。来年も「ウプユーナラシ(大豊作にさせてください)、サッサイ、サッサイ」と前祝いし、収穫を喜びを分かち合った。(7月8日掲載)
飲酒運転の根絶を訴え/交通安全運動出発式
夏の交通安全県民運動出発式が8日、宮古合同庁舎で開かれた。27の推進機関・団体から約150人が参加し、飲酒運転の根絶などを誓った。市内の目抜き通りでは、白バイを先頭に車両パレードが行われ、交通事故のない安全・安心の地域づくりを訴えた。(7月9日掲載)
陸自配備の陳情書採択/市議会
防衛省が計画する宮古島市への陸上自衛隊配備に関し、市議会は8日の本会議で、同市への自衛隊早期配備を求める陳情書を与党などの賛成多数で採択した。「抑止力による地域の平和を守るための自衛手段で、経済的なメリットも大きい」などを理由とした。(7月9日掲載)
野党連絡会が独自の調査へ/不法投棄ごみ残存問題
市議会野党連絡会は8日、市議会6月定例会で問題となった城辺保良地区などの崖下3カ所の不法投棄ごみ残存問題に関連して、今後独自に調査を実施していくことを報告した。(7月10日掲載)
職員再任用を再び否決/市議会最終本会議
市議会6月定例会は8日、最終本会議を開き、市当局から提案された市職員の再任用に関する条例を、昨年6月定例会に引き続き否決した。野党などは賛成したが、与党や21世紀新風会が反対した。(7月10日掲載)
最大瞬間風速33㍍を観測/台風9号、長時間暴風域
大型で非常に強い台風9号は10日朝、宮古島の北東約100㌔まで最接近した。ほぼ丸一日宮古島地方を暴風域に巻き込んだ。10日午後3時までの最大瞬間風速は下地島で33・0㍍(10日午前11時32分)を観測した。午後3時までの24時間降水量は、多いところで88・5㍉だった。(7月11日掲載)
強風でビニールハウス破れる/台風9号、施設被害懸念
大型で非常に強い台風9号は10日、宮古島を長時間にわたり、暴風域に巻き込んだ。この影響で、マンゴー栽培用のビニールハウスのビニールが破れて飛ばされるなど、収穫の最盛期を迎えているマンゴーやオクラなどのほかに、農業施設の被害が心配されている。(7月11日掲載)