【ニュースウィークリー】10月18日~10月24日
劇や踊りで盛り上がる/伊良部高学園祭
伊良部高校の第11回学園祭が17日、同校で開催された。会場には保護者や島民のほか、宮古島からも同校の生徒たちの活躍を見ようと、たくさんの人が訪れて盛り上がった。同校の学園祭は3年に1度の開催で今年は、生徒たちが愛する同校に地域の人たちも愛(会い)に来てほしいという気持ちを込めて「愛(あい)にきてくれ伊良部高」をテーマに開催された。(10月18日掲載)
自然、文化の継承大切/戦後70年フォーラム
「戦後70年と宮古~次世代の宮古を考える~」と題したフォーラムが17日、市働く女性の家で開かれた。戦後の歩みの中で、何を次世代に残していくかを考えるきっかけにしようと宮古島市文化協会が主催。基調報告やそれぞれの立場からの意見や提言を通して、将来を担う子供たちに、残された宮古の自然や文化を引き継いでいくことの大切さを共通認識とした。(10月18日掲載)
伊良部大橋での走り満喫/エコマラソン
第6回エコアイランド宮古島マラソンは18日、市陸上競技場を発着(10㌔は伊良部大橋の伊良部側スタート)で行われ、最長のフル(42・195㌔)は、仲間孝大(那覇)が2時間37分6秒で優勝した。3部門に計2167人が出場。今回からコースになった伊良部大橋からの雄大な景色を見ながらゴール目指した。(10月20日掲載)
仲地楓華さん教育長に報告/県中学陸上で2冠達成
県中学陸上の共通女子800㍍と1500㍍を制し2冠を達成した福嶺中3年の仲地楓華さんが19日、市役所城辺庁舎の教育委員会で優勝報告を行った。宮國博教育長は「大変素晴らしい成果」とたたえ、仲地さんの快挙を祝福した。仲地さんは800㍍を2分24秒74、1500㍍では4分58秒10を記録した。(10月20日掲載)
各地区の代表牛が宮古入り/25日県畜産共進会
25日に行われる第41回県畜産共進会に出品される沖縄本島や八重山からの各地区代表牛が20日夕、平良港に到着した。代表牛は、コンテナから降ろされた後、トラックで次々と共進会会場のJAおきなわ宮古家畜市場に運ばれた。宮古開催は34年ぶり。県内から集まった宮古代表牛10頭を含む約40頭が体型などの美を競う。(10月21日掲載)
上半期は27万人余、年間50万人達成へ/宮古入域観光客数
2015年度4月から9月までの上半期入域観光客数が27万6438人だったことが市観光商工局のまとめで分かった。市が当面の目標として掲げてきた年間50万人の達成が今年度で実現する可能性も見えてきた。同局では主な増加要因として関西直行便の期間運航やクルーズ船の寄港などを挙げるほか、「宮古島そのものの人気が高まっている」との考えを示す。(10月21日掲載)
学年区分は4-3-2制/伊良部小中一貫校
伊良部地区の小中一貫校として2017年4月開校を目指す伊良部島小学校・中学校(愛称・結の橋学園)の教育課程の基本構想について審議を重ねてきた「結の橋学園教育課程研究推進協議会」の砂川茂和会長(佐良浜小学校長)が21日、宮國博教育長へ同協議会が策定した、9年間の学年区分を4-3-2制とする基本構想を提言した。(10月22日掲載)
JA平良支店の新資材店舗完成/来月中旬オープンへ
JAおきなわ平良支店の新しい資材店舗がほぼ完成した。11月中旬にも営業を始める予定。新資材店は、JA宮古地区本部の東側(旧あたらす市場跡)で、店舗面積(倉庫など含む)は962・5平方㍍。現施設の約2倍の広さになる。平日の営業時間を延長。日曜、祝祭日も営業し、利用者の幅広いニーズに対応する。(10月22日掲載)
平良港の早期耐震化、国土交通大臣に要請/下地市長ら要請団
宮古島市の下地敏彦市長ら要請団一行は22日、国土交通省に石井啓一大臣を訪ね平良港の整備について国のさらなる支援と早期完成に向けた予算確保などを要請した。要請後、下地市長は「会談の中で、石井大臣は『現在進めているものは着実に進め、また要請内容については必要だと認識している』と話していたので今後の平良港整備について大臣はしっかり理解してくれたと思う」と述べた。(10月23日掲載)
「認知症カフェ」市委託で初開催/安心と交流の場を提供
認知症になっても住み慣れた地域でその人らしい尊厳ある生活を継続していくための地域づくりを目指した「2015年度宮古島市認知症カフェ」が22日、平良西里にある小規模多機能型居宅介護事業所「ともの家」でスタートした。(10月23日掲載)
道路脇雑木林に不法投棄ごみ/平良野原越
23日朝、平良の市道脇の雑木林で不法投棄ごみが見つかった。散歩していた女性(49)が見つけ、警察と市に連絡した。捨てられたのは籐製のいす1個と座いす2個で、発見した女性は「わざわざ運んできて捨てるなんて。清掃センターまではわずかな距離。これでは散歩する道路が台無し」と憤慨していた。(10月24日掲載)
代理人入札「問題なし」/市指名選定委
不法投棄ごみの残存問題で、市の撤去事業における入札時に、受注業者の従業員が入札に参加している別の業者の代理人になっていた問題について、20日に行われた市の指名選定委員会では「問題なかった」と判断した。その理由について長濱政治副市長は「その行為が違法かどうかについて協議した結果、違法ではないとの判断になった」と述べた。(10月24日掲載)