【ニュースウィークリー】11月3日~11月7日
1000人余が歌や踊りの輪/フェスティバル沸く
第14回クイチャーフェスティバル2015が1日、カママ嶺公園多目的広場で行われた。伝統、創作、その他芸能に計28団体1000人余が出演。各地域に伝わるクイチャーを披露し、その魅力を内外にアピールした。会場には大勢の市民や観光客らが訪れ、男女が織りなす躍動感ある踊りを心ゆくまで堪能した。(11月3日掲載)
褒章2人叙勲5人受章/宮古在住・出身者
政府は2015年秋の褒章を3日付で発令した。宮古関係者は染織製作一筋の垣花英好さん(80)、更生保護功績で立津晥司さん(76)がそれぞれ受章した。15年秋の叙勲受章者(3日付)も発表され、宮古関係者は地元在住1人と沖縄本島在住4人の計5人が栄誉に輝いた。(11月3日掲載)
地域ぐるみの介護を強調/高齢者支援でフォーラム
高齢者が安心して暮らせる地域づくりフォーラムが1日、下地農村環境改善センターで行われた。地域支援事業に携わっている厚生労働省や市民団体の専門家が基調講演で、住み慣れた地域で生きがいを持って暮らしていくには地域ぐるみでの介護が必要だと強調した。(11月4日掲載)
多良川と宮の華受賞/国税事務所長賞
2015年度泡盛鑑評会表彰式が2日、那覇市内のホテルで開かれ、沖縄国税事務所長賞に多良川「久遠」と宮の華「うでぃさんの酒」が受賞し、砂川拓也、下地さおりの両社長に賞状、製造責任者の伊計恵蔵さん、下地洋子さんに表彰状がそれぞれ贈られた。(11月4日掲載)
80代女性が特殊詐欺被害/レターパックで90万円送金
宮古島署は10月21日午後2時ごろ、架空請求でうその電話をし、レターパックで現金90万円をだまし取る特殊詐欺(架空請求詐欺)が発生したと4日、発表した。被害に遭ったのは宮古島署管内に住む80代女性で、10月21日に犯人が指定する神奈川県内の場所宛てに現金90万円を入れたレターパックを郵送した。(11月5日掲載)
市、またも答弁修正/不法投棄ごみ問題特別委
不法投棄ごみ残存問題の全容解明を目指す市議会の「調査特別委員会」の第5回会合が4日、市役所平良庁舎で行われた。現在審議中の2012年度の一括交付金事業で、市の同年度決算における経過報告書では実際の撤去量を大幅に上回る量が記載されていた問題で、当局はこれまで「記載ミス」と説明していたが、この日の委員会で一転して「調べたら数量票が紙ベースで見つかった」とこれまでの説明を覆した。(11月5日掲載)
医療費の未収金2億6700万円/宮古病院
宮古病院は5日、未収金額(個人医療費分)が2015年9月末現在で2億6704万円(2624人)に上ることを公表した。前年同時期に比べて2・9%悪化している。会見で上原院長は「未収金が増えると病院の経営に必要な資金が不足し、医療サービスの質の低下につながる」と懸念した。(11月6日掲載)
普通交付税段階的減額へ/市が当初予算方針説明会
2016年度当初予算編成方針説明会が5日、下地農村環境改善センターで開かれた。市財政課は合併から10年間上積みされてきた普通交付税の段階的減額が始まることを説明し「一般財源が不足する危機意識を共有した予算編成が必要」と訴えた。市の財務諸表計算の委託を受けているマーケティング会社は市の財政状況について、金融資産比率の低さを問題視し、向上させる必要性を指摘した。(11月6日掲載)
船舶燃料の盗難相次ぐ/複数の漁港で被害続出
船舶燃料の盗難がこの1カ月ほどの間、相次いで発生している。被害を受けたのは平良の真謝漁港、城辺の浦底漁港、上野の博愛漁港で、陸揚げされている船と大浦湾では係留中の船が被害にあった。このうち真謝漁港では少なくとも5隻が被害に遭った。タンク内の燃料を抜き取ったり、タンクごと盗まれたりなどの被害が出ている。(11月7日掲載)
県内6地区50校が出場/県中学駅伝開会式
宮古島市では6年ぶりの開催となる県中学校駅伝競走大会の開会式が市総合体育館で行われ、県内各地区の予選を勝ち抜いた出場校が必勝を誓った。選手宣誓では、北中学校の下地大介君(3年)と平良璃温さん(同)が力強い選手宣誓を行い、地元開催での活躍に意気込みを示した。(11月7日掲載)