【ニュースウィークリー】11月22日~11月28日
JAおきなわひらら資材センターが開店/草花や野菜苗販売も
JAおきなわひらら生産資材センターがこのほど完成し21日、同センター(JA宮古地区本部の東側)で落成式が行われた。店舗面積(倉庫など含む)は962・5平方㍍。広さは現施設の約2・5倍。営農資材や畜産器材、農薬、肥料のほか果樹、草花、野菜の苗も販売する。土日、祝祭日も営業し、利用者の幅広いニーズに対応する。(11月22日掲載)
各地の魅力ある特産品ずらり/離島フェア開幕
「心躍る! 島の魅力」をテーマに離島フェア2015は21日、那覇市奥武山公園の沖縄セルラーパーク那覇で開幕した。今年は宮古2市村の37店を含む県内18離島市町村から128ブースが出店し、各地の魅力ある特産品を展示販売している。(11月22日掲載)
宮古、軟式野球9年ぶり優勝/県民体育大会
県内の14市郡が争う第67回県民体育大会が21、22の両日、名護市を中心に開催され、軟式野球で宮古島市が9年ぶり4度目の優勝を飾った。そのほかボウリングが2位、ラグビーとバレーボール女子が3位に入賞した。総合成績は11位と前回より一つ後退。目標の8位入賞はならなかった。(11月24日掲載)
山田佳乃さんの句碑を建立/カママ嶺公園で除幕
宮古島に「俳句の種」をまいた俳人・故山田弘子を師とし、母とする山田佳乃さんの句碑がこのほど、平良のカママ嶺公園に建立された。「神々の高さに鷹の光りをり」と刻まれた句碑を山田さんや下地敏彦市長らが除幕。宮古島で俳句指導を続ける山田さんの活動を顕彰するとともに、俳句を学ぶ子供たちのさらなる成長に期待を込めた。(11月25日掲載)
宮国の祭祀継続で討論会/神と森を考える会
「宮国の神・人・自然」をテーマにした第22回講演とシンポジウムが22日、宮国公民館で開かれた。現役の神役や、カンカカリャ、神行事などを研究している大学の教授らが参加。講演や討論会などを通して、神役の女性たちの不安や恐れを取り除き、安らかに神事が行える環境づくりが祭祀の継続につながることを確認した。(11月25日掲載)
功労賞に中村さん/県文化協会賞授賞式
2015年度県文化協会賞授賞式が25日、名護市民会館大ホールで行われ、地域の文化活動の向上に功績のあった59人、19団体を表彰した。宮古島市からは功労賞に中村逸子さん(66)、奨励賞に宮城公子さん(55)、団体賞に城辺女声コーラス「すなかぎ」(山口サエ子代表)が選ばれた。(11月26日掲載)
17年開校が大幅延期へ/伊良部小中一貫校
伊良部地区の小中一貫校として、2017年4月開校を目指していた「伊良部島小学校・中学校」(愛称・結の橋学園)の開校時期が大幅にずれ込むことが本紙の取材で分かった。用地変更や、それに伴う新たな用地取得などで作業が大幅に遅れ、計画通りの開校は困難な状況となっている。(11月26日掲載)
交信かく乱で事業実績に成果/イネヨトウ全島防除
今年2~7月に実施されたフェロモンチューブによるイネヨトウ全島防除の事業実績がまとまった。雌の性フェロモンで雄を誘引するチューブを設置した2月ごろから、トラップによる成虫の捕獲数が激減しており、3月から7月にかけてはほとんど捕獲されていない。(11月27日掲載)
平良、友利さんら15人・1団体表彰/県文化功労者表彰式
2015年度県文化功労者の表彰式が26日、県庁講堂で開催され、伝統芸能(宮古民謡)の平良重信さん(85)=平良西里=や伝統工芸(苧麻糸手績み)の友利ヒデさん(90)=同=ら、5分野で功績のあった15人・1団体に表彰状が贈られた。(11月27日掲載)
福嶺中が来春休校へ/保護者 教育長に「嘆願書」
福嶺小6年、同中1、2年生の全保護者(5家族、児童生徒7人)は26日、市教育委員会に砂川中への通学(転校)を希望する「嘆願書」を提出した。保護者らは、現在の中学校の在校生11人が、来年からは7人に減少することを指摘。コミュニケーション力や集団への適応性および競争意識について「保護者として危惧している」として、砂川中への通学実現への取り組みを要望した。7人の通学が実現し、新たな入学がなければ、同中は来年4月から休校となる。(11月28日掲載)
活車エビを本土初出荷/宮古島漁協
東京都、京都府、愛知県、福岡県の公設市場への上場に向け、宮古島漁協は27日、自営の高野車海老養殖場で生産された活車エビ計200㌔を初出荷した。今期の養殖車エビは生産量30㌧以上、販売額1億円超を見込んでいる。前期は生産量約29㌧、販売額約1億5000万円を推移した。(11月28日掲載)