【ニュースウィークリー】1月5日~1月9日
市長・公僕の自覚呼び掛け/16年仕事始め式で
官公庁は4日、2016年の業務を開始する「仕事始め」を行った。宮古島市役所平良庁舎では、下地敏彦市長が職員への訓示で、「今年は市長としての任期最後の年。掲げた公約すべてを実現する1年にしたいので皆さんにも協力をお願いしたい。市民の公僕として一緒に頑張ろう」とあいさつし、職員一丸となった取り組みを呼び掛けた。(1月5日掲載)
各界代表が新年の決意/市新春の集い
宮古島市の2016年新春の集いが4日午後、市内ホテルで開かれ、各界の代表が官民一体となった宮古圏域の発展に向けて決意を新たにした。下地敏彦市長は「私にとって任期最後の年になる。自分の公約を再点検し、その実現のために頑張りたい」と述べ、市政運営の充実に向けて全力で取り組む考えを示した。(1月5日掲載)
製糖操業始まる/宮糖多良間
黒糖を生産する宮古製糖多良間工場の2015-16年期製糖操業が5日、始まった。初日に搬入したサトウキビは計110㌧。平均糖度は13・05度と基準糖度(13・1~14・3度)を下回った。(1月6日掲載)
650人が大人の一歩/宮古島市5地区で成人式
宮古島市の成人式が5日、旧市町村5会場で開かれた。今年の新成人は650人。大人の一歩を踏み出した新成人に対して下地敏彦市長は「大きな目標と情熱にあふれる行動力で自らの人生を切り開き、その力で輝かしい未来を創り上げてほしい」と式辞を述べた。(1月6日掲載)
万歳三唱で高値を祈願/野菜・果樹初荷式
宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会の2016年初荷式が6日、JAおきなわ宮古地区農産物集出荷場で行われた。県、宮古島市、JAおきなわなど、関係団体の代表らが参加して高値取引を祈願。販売額9億8000万円の達成に向けて決意を新たにした。ゴーヤーやカボチャ、メロンなど約50㌧の初荷は主に関東方面に向けて出荷される。(1月7日掲載)
試験運転へ火入れ式/新ごみ焼却施設
今年3月に完成予定の新ごみ焼却施設で試験運転を行うための火入れ式の神事が6日に行われ、下地敏彦市長と工事関係者が着火ボタンを押し、焼却炉内に点火した。4月供用開始を目指す同施設では、市民から回収した可燃ごみを実際に焼却しながら、運転状況の確認、点検などを実施する。(1月7日掲載)
「談合とは言い切れない 」/入札に関する調査委員会
不法投棄ごみの残存問題における代理人入札問題で、市の「入札に関する調査委員会」が7日、市役所平良庁舎で行われた。入札に参加した5業者のうち4業者から当時の状況について聞き取りを行った。委員会後、長濱政治副市長は「当時の入札時に連合や談合があったのかを調査した。聞いた限りではみんな『談合のようなことはない』と説明しており、談合があったとは言い切れない」と説明した。(1月8日掲載)
生活環境部長に下地氏起用/年度途中で異例の人事
下地敏彦市長は、生活環境部長の平良哲則氏(60)を教育委員会生涯学習部長に出向させ、後任に観光商工局長の下地信男氏(56)を起用する部長人事を決め7日、内示した。年度末を控えての部長人事は異例。平良氏の異動に伴い、教育委員会生涯学習部長の奥原一秀氏(60)は観光商工局長に就任する。異動は13日付。同日、辞令交付が行われる。(1月8日掲載)
市民有志が市を提訴/市長らに損害賠償請求
不法投棄ごみ残存問題で住民監査請求を「却下」された市民有志6人が8日、那覇地方裁判所に住民訴訟を提訴した。訴状では、違法な公金支出で宮古島市に損害を与えたとして下地敏彦市長を含む市の幹部職員4人に2014年度に実施した不法投棄ごみ撤去事業の予算額2251万8000円全額を市から4人に請求するよう求めている。(1月9日掲載)
消防任務に決意新た/市消防本部で出初め式
2016年宮古島市消防出初め式が8日、多くの関係者が出席して市消防本部で行われた=写真。式に先立ち、福嶺中学校の仲地楓華さん(3年)に「一日消防長」の辞令が下地敏彦市長から交付された。また永年勤続などの表彰も行われ、職員、団員ら12人に表彰状が授与された。(1月9日掲載)