【ニュースウィークリー】2月28日~3月5日
レベルの高い演奏を披露/全宮古吹奏楽祭
第29回全宮古吹奏楽祭が27日、マティダ市民劇場で開かれた。小、中、高、OBの計11団体約270人が出演。金管や木管、打楽器など、それぞれの楽器の特徴を生かしながら、レベルの高い演奏を披露した。(2月28日掲載)
2頭の獅子が厄払い家々を巡り安全祈願/比嘉で「二十日正月」
城辺比嘉自治会の「旧二十日正月祭」が旧暦1月20日に当たる27日、比嘉集落で行われた。2匹の獅子を先頭に、クロツグ(方言名・マーニ)の草の冠を頭に載せた住民が公民館の周囲を3周して厄払いをした。地域住民は公民館に集まってクイチャーを踊り、向こう1年の豊作、無病息災などを祈願した。(2月28日掲載)
小中一貫校の新設を要請/城辺地区24自治会・区長会
城辺地区24自治会・区長会の砂川雅一郎会長は29日、市役所城辺庁舎に宮國博教育長を訪ね、同地区の小中学校をできるだけ早期に統合して小中一貫校を新設し、地区に活性化をもたらす学校づくりに取り組むよう求める要請を福嶺学区自治会・区長会の新城利保会長、城辺学区自治会・区長会の藤村健次会長、西城学区総務会の神里清春会長との連名で提出した。(3月1日掲載)
池田、平良、知念が決勝リーグに進出/宮古本因坊戦1次予選
第38期宮古本因坊戦の1次予選が28日、こすみ囲碁教室で行われた。27人の有段者が参加しブロックトーナメントの結果、池田友彦六段、平良博彦六段、知念一将六段が3月6日の決勝リーグに勝ち進んだ。決勝リーグは池間博美現本因坊と予選を突破した3人の計4人で行われる。(3月1日掲載)
嘉手納氏が出馬表明へ/県議選保守系、分裂選挙に
任期満了に伴う県議選(5月27日告示、6月5日投開票)宮古島市区(定数2)で、保守系で前市議の嘉手納学氏(50)が3月27日に正式に出馬を表明する予定で準備を進めている。同市区では、現職の座喜味一幸氏(66)=自民公認=がすでに出馬を表明しており、分裂選挙は避けられそうにない。(3月2日掲載)
524人が新たな道へ/宮古地区4校で卒業式
宮古地区の県立4高校で1日、卒業式が開かれ、524人の卒業生が母校を巣立った。在校生や父母、学校職員が卒業生の門出を盛大に祝福。式後はたくさんの花束や菓子を贈って激励を込めた。卒業生は、大きな感謝と決意を胸に学びやに別れを告げた。(3月2日掲載)
市議会3月定例会が開会/65議案を上程
宮古島市議会3月定例会が2日、開会した。会期は25日までの24日間で、一般質問は17、18日、22~24日の5日間を予定している。初日は長濱政治副市長が上程議案65件の提案理由を説明した。(3月3日掲載)
福嶺中休校正式に発表/市教育委員会
市教育委員会は2日、福嶺中学校の新年度休校を正式に発表した。同校に来春入学する予定だった生徒6人が砂川中へ、1人が鏡原中に転校・入学措置を取る。再び開校する最低条件は複式学級の解消。1学年9人以上が最低条件となるため事実上再開は厳しい。地域報告会は今月中に開く。(3月3日掲載)
高い能力にくぎ付け/災害救助犬実演会
「災害救助犬がやってきた!」。下地小学校と同中学校で3日、災害救助犬に関する学習会と実演会が開かれた。児童生徒は災害救助犬の実演にくぎ付けとなり、目を丸くして能力の高さに驚いていた。学習会の中でNPO沖縄災害救助犬協会の幸喜馨専務理事は災害の怖さを伝え、常日ごろから万全な備えを心掛けるよう語り掛けた。(3月4日掲載)
民間委託経費増に/学校給食平良調理場
開会中の市議会3月定例会は3日、提案された2015年度一般会計補正予算と、16年度一般会計・特別会計予算に対する質疑を行った。学校給食調理場のうち、平良共同調理場を民間委託することについて、市教育委員会は年間予算がこれまでより4000万円増えるとの見通しを示した。一部議員からは、「経費削減を目的とする行財政改革に逆行する」などと反発の声が上がった。(3月4日掲載)
歌三線披露し世代間で交流/さんしんの日で演奏会
3月4日の「さんしんの日」にちなんだ演奏会が同日、県内のみならず、国内外で行われた。宮古地区でも各団体が歌三線を披露。会場には子供からお年寄りまでが訪れ、三線を通して世代間の交流を深めた。(3月5日掲載)
担当課職員を刑事告発/ごみ残存で市民有志
不法投棄ごみ残存問題で、住民訴訟を提起した原告市民を含む10人の市民は4日、同問題に係る官製談合と公文書偽造で市環境衛生課の課長補佐を刑事告発した。告発団が代理人の沖縄合同法律事務所の喜多自然弁護士と赤嶺朝子弁護士と那覇地方検察庁平良支部を訪れ、告発状を提出した。(3月5日掲載)