【ニュースウィークリー】3月20日~3月26日
販売額39億3300万円/肉用牛競り15年度実績
JAおきなわ宮古地区畜産振興センターは19日、宮古、多良間の両家畜市場における2015年度肉用牛競り実績をまとめた。販売額は前年度比6億1000万円増となる過去最高の39億3300万円。子牛1頭平均価格も同比12万2065円高の64万6675円と過去最高額だった。全国的な素牛(子牛)不足が高値取引をけん引している。(3月20日掲載)
佐良浜中での設置案可決/伊良部小中一貫校候補地選定
市教育委員会の第8回臨時会が19日、市役所平良庁舎で行われ、市立伊良部島小中一貫校の設置に係る候補地を佐良浜中学校とする議案について審議し、全会一致で可決した。週明け早々にも今回の可決が下地敏彦市長に報告され、市長決裁を受けて設置用地は正式に決定される。(3月20日掲載)
個性漲る舞台に歓喜/マティダライブ8
マティダ市民劇場の自主文化事業で、出演する高校生らで構成される実行委員会が運営するイベント「マティダライブ8」が20日、同劇場で行われた。今回はダンスグループ5組、バンドと弾き語り7組が出演。このうち、ダンスには八重山高校ダンス部も出演し、宮古と八重山のダンスコラボなども行われ、先島の若者たちの個性漲る演目が観客を魅了した。(3月21日掲載)
佐良浜郵便局が新築移転し開局/関係者集いセレモニー
移転新築された佐良浜郵便局が21日、営業を開始した。移転先は徳洲会伊良部島診療所向かいで、営業開始に先立ち同日午前8時40分から関係者が集い開局セレモニーが行われた。志和山勝之局長は「新築された局は駐車場も広く、相談室も設置された。移転を機会に郵便・金融の機能のさらなる充実に努めたい」とあいさつした。(3月23日掲載)
変動率県内ワースト1/宮古島市住宅地、地価公示
沖縄総合事務局は23日付で、沖縄県分の2016年地価公示結果を公表した。宮古島市では商業地で2地点、住宅地には6地点の標準地番が設定されていて、平均価格の変動率は住宅地がマイナス0・6%と前年よりマイナス幅が拡大し、調査市町村の中でワースト1となる下げ幅を記録した。商業地は前年と変動がなかった。(3月23日掲載)
青空の下走り満喫/伊良部島マラソン
第17回ロマン海道・伊良部島マラソン大会は20日、伊良部島と下地島をコースにした最長23㌔で行われた。A~Dまでの4コースに計890人が参加。青空の下、家族や気の合う仲間、職場の同僚たちと一緒に、自然を満喫しながらそれぞれのペースでゴール目指した。(3月21日掲載)
三級海技士試験に合格/宮総実出身6人
沖縄水産高校専攻科(漁業科・機関科)の本年度修了者で宮古総合実業高校出身の全員がこのほど、難関とされる三級海技士試験に合格した。海技士資格のうち航海分野で譜久村勝彦君、伊志嶺涼君、武富賀大君、機関(内燃)分野で平良鮎武君、佐久田誠君、根間亮君の計6人が三級免許を取得した。県内外の海運会社への就職も全員内定している。(3月24日掲載)
児童ら6年間の学びや巣立つ/11小学校で卒業式
宮古島市立の11小学校で23日、卒業式が行われた。校長から卒業証書を受け取った児童たちは、在校生の祝福を受けながら6年間の学びやを後にした。式では一人一人が、将来の夢や希望を元気に発表。4月から始まる中学校生活を有意義に過ごすことに決意を示した。(3月24日掲載)
国公立大合格者今年度30人に/宮古高校、平成入り最多
宮古高校は24日、国公立大学一般入試(後期)で3人の合格者が出たと発表し同日、同校で報告会を開いた。今年度の国公立大学合格者数はAO(自己推薦型入試)推薦入試11人、一般入試前期16人を合わせて計30人となり、同校によると平成に入ってからは過去最多。「合格者30人以上」の目標も達成した。(3月25日掲載)
政策参与新設報酬減額し可決/総務財政委
宮古島市が新年度新設する特別職の政策参与で、市議会総務財政委員会は24日、当局が提案している政策参与の報酬を減額修正する与党提案の予算案を可決した。採決は賛否同数となり、委員長判断で決した。当局提案の年額480万円は同288万円以内に修正した。同報酬を含む2016年度一般会計予算案は25日の本会議で最終審議が行われる。(3月25日掲載)
職員の再任用倫理条例制定へ/市議会最終本会議
宮古島市議会は25日、3月定例会最終本会議を開き、総額381億200万円の2016年度一般会計予算案や職員の再任用、倫理条例など計53議案を可決した。同予算案に盛り込まれた政策参与報酬は減額修正した。ウインディまいばまの指定管理案件は否決した。(3月26日掲載)
子ども食堂がオープン/食事を無料で提供
貧困状態にある子どもに無料の食事を提供する「子ども食堂みゃーくがに」がこのほど、平良西仲宗根にある「地域活動支援センターふぁーかんだ」内にオープンした。食堂の運営費は寄付金で対応し、食事はボランティアがつくる。(3月26日掲載)