【ニュースウィークリー】4月10日~4月16日
津波よけ祭祀「ナーパイ 」行う/城辺砂川
城辺砂川地区の上比屋山(ウイピャーヤマ)で9日、津波よけ祭祀「ナーパイ(縄張り)」が行われた。地元の女性たちが、ダティフ(ダンチクと呼ばれている竹に似た植物)の棒を海と陸の境界に立てて回り、津波の浸入を防いでくれるよう神々に祈った。(4月10日掲載)
巡視船「のばる」防波堤に衝突/海上保安官15人が重軽傷
8日午後9時ごろ、宮古島海上保安署所属の巡視船「のばる」(195㌧、坂田修船長)が、平良港下崎北防波堤突端付近に衝突する事故が発生した。乗船していた海上保安官15人のうち3人が骨折または骨折の疑い、12人が打撲または捻挫の重軽傷を負った。命に別条はない。(4月10日掲載)
1玉100円に市民どっと/〝とうがん〟デー盛況
毎年4月10日は「とうがんの日」。JAファーマーズマーケットあたらす市場で行われた1玉100円販売のキャンペーンはたくさんの市民でにぎわった。トウガンを使った料理や菓子も売れ、無料のトウガンカレーも大人気だった。(4月12日掲載)
亀濱氏が出馬表明/県議選宮古島市区
任期満了に伴う6月5日投開票の県議選宮古島市区で、市議の亀濱玲子氏(62)が10日、JAおきなわ宮古地区本部で会見し、正式に出馬表明した。県民の命と暮らしのほか、平和と地方自治の尊厳を掲げ、先島への自衛隊配備反対と宮古島市政奪還を訴えながら「安心して暮らせる地域づくりのために県議会の場に立たせてほしい」と訴えた。(4月12日掲載)
千代田カントリーへの陸自配備撤回を要請/野原部落会が市長に
野原部落会は12日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長と棚原芳樹議長を訪ね、陸上自衛隊配備計画で千代田カントリークラブ(上野野原)が有力な候補地となっていることについて、同地への配備計画撤回を要請した。下地市長は「皆さんの要請については防衛省に伝えたい」と述べた。(4月13日掲載)
養殖カニの串揚げ準グランプリに輝く/伊良部の吉浜さん
「第1回にっぽんの宝物・JAPANグランプリ2016」(主催・同宝物実行委員会)が今月上旬、大阪で開かれ、伊良部でマングローブカニを養殖している蟹蔵(かにぞう)会社代表の吉浜崇浩さん(38)が出品したソフトシェルクラブ(脱皮したての甲羅が柔らかいカニ)の串揚げが準グランプリを受賞した。(4月13日掲載)
招待選手が宮古島入り/第32回トライ大会
第32回全日本トライアスロン宮古島大会(4月17日開催)に出場する外国人招待選手5人と、31回大会女子1位で同じく招待選手の酒井絵美選手(35)が13日、来島した。空港には、バイクをカートに乗せ来島する一般参加者らの姿も多く、大会に向け、島内のトライアスロンムードが高まりを見せている。それぞれの選手は今大会に懸ける意気込みなどを語った。(4月14日掲載)
複合施設の完成を祝う/「ひらら児童館」開館式
4月1日から供用開始している「宮古島市ひらら児童館」の開館式が13日に開かれた。下地敏彦市長や棚原芳樹市議会議長、工事関係者らがテープカットを行い、地域子育て支援センターと放課後児童クラブを併設する複合施設の完成を祝った。(4月14日掲載)
市が不法投棄ごみ再撤去作業開始/城辺保良地区など
不法投棄ごみ残存問題で、城辺保良地区などの崖下3カ所の再撤去作業が14日、東平安名崎近くの崖下を皮切りに始まった。市の担当職員が見守る中、業者が不法投棄防止目的に設置された現場の金網を撤去したほか、本格的な崖下ごみの撤去作業に向けて重機を使って整地作業などを行った。(4月15日掲載)
下地智枝さんが名取取得を報告/日舞・西川流
日本舞踊・西川流、西川壱瑚師範の門弟、下地智枝さんがこのほど行われた名取試験に合格し、人間国宝の十世宗家・西川扇藏から免許状を受けた。名取名は西川瑚生(こりゅう)。下地さんは14日、師範の壱瑚さんと共に宮古毎日新聞社を訪れ、「とても緊張したけど、合格できてうれしい」と喜びを話した。(4月15日掲載)
JA移動購買車城辺地区に導入/関係者集い出発式
JAおきなわAコープは15日、高齢化が進む城辺地域で買い物が困難な高齢者らを支援する移動購買車「あじまぁ号」を導入した。県内では今月5日に1号車が沖縄本島北部地域に導入されており、宮古島初導入となる2号車は城辺地区で移動販売を行う。出発式はAコープ城辺店で行われた。(4月16日掲載)
ベストを尽くし最後まで走り抜く/トライアスロン開会式
第32回全日本トライアスロン宮古島大会の開会式・ワイドーパーティーが15日、市総合体育館で開かれた。開会式では前回大会総合優勝の戸原開人選手が選手宣誓を行い「最後までベストを尽くし走り抜くことを誓う」と宣言した。参加者たちは本番での健闘を誓い全員で乾杯した。(4月16日掲載)