がんずううやき
2016年7月14日(木)9:01
上地 喜幸さん(87歳)キヨさん(85歳)(上野字大嶺)
仲むつまじく
終戦後の1946(昭和21)年に農業を始めて以来、今年で71年。夫妻は現役でサトウキビなどを生産する。
喜幸さんは「嫁が料理が上手だから、すべての料理がおいしい」と感謝し、健康的な歯で笑顔を見せた。
妻・キヨさんは少し照れながら「おいしくいただいてくれるから、ありがたい」と笑みをこぼした。
喜幸さんは沖縄が本土復帰する前の昭和45年、大嶺土地改良事業組合を結成し、琉球政府を飛び越えて国に要請した。
「国が要請を認め、翌年土地改良事業が着工した。これが宮古島では初めての土地改良事業だった」と懐かしむ。
喜幸さんは、これまで宮古代表チームでJAおきなわ年金友の会ゲートボール大会に4回出場した。「チームは4位でメダルをもらって帰島した。メダルを確認すると、3位のメダルが混ざっていたので、急いで送って交換した」と豪快に笑った。
子供3人、孫3人、ひ孫4人。