【ニュースウィークリー】8月14日~8月20日
マグロ解体や一本釣り体験/パヤオの日まつり
パヤオの日まつり」が13日、佐良浜漁港内で行われた。マグロの解体ショーやカツオ一本釣り体験、モズクのつかみ取りなど漁師町ならではのイベントで会場は大にぎわい。たくさんの市民や観光客が豊かな海の資源を再認識した。(8月14日掲載)
市民説明会3地区で終了/総合庁舎建設計画
宮古島市は、市総合庁舎整備事業に関する市民説明会を城辺、下地、伊良部の3地区で終えた。長濱政治副市長は12日、本紙に3地区を終えた感想を聞かれ「造るべきではないという意見はない」と述べ、建設に否定的な声はなかったとの見解を示した。(8月14日掲載)
児童生徒の熱演に感動/劇団かなやらびが公演
「劇団かなやらび」主催の「碧(アオ)の涙雨(ナダサメ)」公演が13日、マティダ市民劇場で行われた。優しさや、相手を思いやる気持ち、そして自分の故郷を大切に思うことについて、表現力豊かに演じた子供たちに会場からは大きな拍手が送られるとともに、その迫真の演技に涙ぐむ人の姿も見られた。(8月15日掲載)
最優秀賞に伊良皆さん/多良間シュンカニ大会
多良間村文化協会主催の第12回多良間シュンカニ大会が13日、同村コミュニティー施設で開催された。島内外から9人が参加し、古くから多良間に伝わる悲哀の別れの歌を、情感豊かに歌い上げた。最優秀賞には伊良皆紀夫さんが選ばれた。(8月15日掲載)
市議会防衛議員連盟発足へ/国防意識普及など活動展開
市議会議員で構成する「市議会防衛議員連盟」が近く発足する。県議会や石垣市議会ではすでに設置されており、国防意識の普及・啓発、自衛隊の充実・発展など、地域発展のみならず日本の平和と繁栄に貢献することを目的に活動を展開しているという。(8月16日掲載)
家族、親戚ら一堂に会す/旧盆「ンカイ」
旧盆初日の15日夜、市内の各家庭では亡くなった人たちの世界とされる後世(グソー)から先祖の霊を迎える「ンカイ(迎え)」が行われた。家族や親戚らが一堂に会し、さまざまな料理を供えた仏壇に手を合わせ、祖先に感謝するとともに、子孫繁栄や無病息災などを祈った。(8月16日掲載)
副知事を表敬訪問/琉大医学部「地域枠」学生
琉球大学医学部の「地域枠」に今春入学した医学生16人が16日、県庁を訪ね浦崎唯昭副知事と懇談した。地域枠のうち、宮古高校出身の與那覇智基さん、仲田そらさんら「離島・北部枠」の3人も出席した。浦崎副知事は「地域枠の皆さんが沖縄の離島医療のために努力されるよう、一生懸命に頑張ってほしい。県はしっかり支援していく」と激励した。(8月17日掲載)
かやぶき屋根の休息所完成/熱帯植物園内
市みどり推進課は宮古森林組合の協力を得て、市熱帯植物園の一角にかやぶき屋根の休息所を設置した。約40人が休める空間には、椅子やテーブルを配置し、自然の風を受けながらくつろぐことができる。同課では「昔ながらの宮古の雰囲気に包まれながら、ゆったりとした時間を過ごしてほしい」と利用を呼び掛けている。(8月17日掲載)
宮国で伝統の大綱引き/東軍勝ち、今年は豊作
旧盆の「送り日」に毎年、上野宮国で行われる伝統行事「宮国の大綱引き」が17日夜、宮国公民館前の通りで盛大に行われた。地域住民らが「東軍」と「西軍」に分かれ、大きな掛け声で全長約100㍍の大綱をこん身の力を込めて引き合った。今年は東軍2勝1敗で、東軍に軍配が上がり、向こう1年の豊作が約束された。(8月19日掲載)
新潟板倉区児童が来島/城辺でホームステイ
新潟県上越市板倉区の児童4人が18日、城辺地区の児童との交流のため来島した。21日までの3泊4日の日程で、ホームステイをしながら城辺地区4小学校の児童たちとの交流や、人頭税などの史跡見学で見聞を広める。児童たちは「海で泳ぎたい」「マンゴー食べたい」と宮古での生活を楽しみにしている。(8月19日掲載)
子牛、1頭平均価格過去最高76万円/8月期肉用牛競り
JAおきなわ宮古家畜市場の2016年8月期肉用牛競りが日開かれ、子牛1頭平均価格は過去最高となる76万3129円の高値が付いた。平均キロ単価も2877円と高い。成牛を含む販売額は3億1600円の大商いとなり、競り市場は終日活気付いた。(8月20日掲載)
力作800点の作品を鑑賞/全宮古書道展が開幕
第35回全宮古書道展が19日、市中央公民館で開幕し、初日から多くの市民が訪れて800点にも及ぶ作品を鑑賞した。中でも特別記念として展示された中国や日本の時代を代表する書家の肉筆は圧巻、歴史的作品に書道愛好家らはくぎ付けだった。(8月20日掲載)